「カグラバチ」3巻部分のネタバレ感想【28話以降も更新】

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漫画「カグラバチ」のネタバレ感想です。3巻部分の19話以降の内容について書いています。18話以前の感想は、下記リンクのネタバレ感想に書いています。

漫画「カグラバチ」1巻部分のネタバレ感想【作者・外薗健】
外薗健先生の漫画「カグラバチ」のネタバレ感想です。1巻部分の内容になります。
「カグラバチ」2巻部分のネタバレ感想【18話以降も更新】
外薗健先生の漫画「カグラバチ」の2巻部分のネタバレ感想です。
「カグラバチ」4巻部分のネタバレ感想【29話以降も更新】
外薗健先生の漫画「カグラバチ」の4巻部分のネタバレ感想です。
⚠注意 ※この記事には、「カグラバチ」の最新話までの重要なネタバレが多分に含まれています。

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第19話「闇の騎士」のネタバレ感想【カグラバチ】

19話で緋雪がチヒロに接触してくると思いましたが、それは次話以降にお預けのようです。

代わりに「漣 伯理(さざなみ はくり)」という新キャラが登場しました。柴が話した内容からすると、楽座市を取り仕切る漣家はろくでもない連中のはずです。

ですが伯理は真っ当な人間でしたね。彼が言うやらなきゃいけない事に関係があると思うのですが。家族を全員を失ったというのも気になります。

ヤクザにはったりだと思われていた「威葬(いそう)」は、実ははったりじゃない可能性もあると思うんです。有名な妖術師の家系だといいますし、演技だったにしては一拍置いた後の表情と「………ッ」の台詞に違和感があります。何かの事情があって使えなくなったのかもしれません。

シャルが初登場した時も今回のようなノリでした。伯理は楽座市と関係がありますから、楽座市編? での重要人物なのでしょう。

また、チヒロの右手は再生していませんでした。前話でチヒロがシャルの頭に手を置いた時に、紙面で描写されないだけで再生されていたのかなぁとも思っていたのですが。

このまま隻腕でいくという訳でもないでしょうから、どのタイミングで右手が治されるのか気になりますね。双城を倒してから18日経っており、楽座市まで後7日なので、楽座市当日あたりで右手復活となりそうです。

しかし、緋雪が任務の通達を受けてから一週間以上経っているのに、まだチヒロと接触していないようです。ずっと探し回っているところを想像すると、ちょっと笑えますね。

あと、夜が更けていたとはいえ子供を堂々とさらおうとするとか、作品世界の治安終わってます。

神奈備は国の脅威となるものを排除する組織ですから今回のような個人レベルの問題に関与しないのは分かります。でも、そういうレベルの問題に対処する警察みたいな治安維持組織が1話から全く描かれてないのですが、もしかして警察とかがないんでしょうか? あっても形骸化してるとか治安の悪さに対応できない規模のものしかないとか、そんなところでしょうね。

今回は漣 伯理の紹介回でした。おそらく2〜3話中に緋雪や神奈備関連の話が展開していって、チヒロの右手の状態やシャルが置かれている状況などが明かされていくんでしょう。

第20話「神名備の武器」のネタバレ感想【カグラバチ】

緋雪の名字は「香刈(かがり)」だといいます。彼女? 彼? は、話せば分かる奴っぽいですね。初登場時の表情から戦闘狂っぽい性格かと思っていましたが、カザネを慮っていますし正論を言っています。

これまで性別は男性で少年っぽいっなと予想していました。でもヒールがついたブーツを履いているので女性の可能性がかなり高まりました。まぁ、緋雪という名前も女性っぽいですしね。

ところどころ女性のような顔の描かれ方になっていましたし、「神名備(ウチら)が」という言い方も女性っぽいです。

18話まで妖刀は絶対的な力として扱われてきましたが、「炎骨」が出てきたことで妖刀以外にも対抗できる手段があると判明しました。おそらく毘灼の中にも妖刀クラスの妖術師がいるんでしょう。

実は国重は淵天の本領に至っていたのに毘灼の妖術師達に敗北していた、という可能性はないでしょうか。「命に代えて護った」らしいですから、国重は結構戦えると思うんですが。

緋雪の「陸郎(りくお)手ェ貸せ」「陸郎肋(あばら)だ」という台詞から、炎をまとった骨の主が「陸郎」で、「陸郎」の体の部位を一部召喚して戦うようです。

近距離の手と、遠距離の肋だけでもかなり強そうです。他の部位の効果も合わせると応用が利く能力だと思われます。

18話で「〝炎骨〟胴体までの使用許可が降りた」と言っていたので、部位ごとに有用度もかなり違いそうです。もしかしたら召喚する割合で威力が変わるのかもしれません。

「懐柔主(かいじゅうしゅ)」という新しい設定が出てきました。緋雪は「餓者の炎骨」の懐柔主らしいですが、召喚して戦っているので悪魔使いみたいなものを意味する語なんでしょうか。

カザネの「怪魑(かいち)」も名前が召喚系に思えます。

そして、大して喋ってないのに存在感ありまくりの力士の神名備。妖術は空間に干渉する性能みたいです。

双城編では岩垂で空中にバトルステージを作ることで人々への被害を出しませんでしたが、力士はその枠でしょうね。岩垂ちゃん枠です。

また、チヒロは予想以上に妖刀が悪用されることで罪のない人々が犠牲になることに思い悩んでいました。緋色にも「あんな不幸が生まれんのはな」「個人が妖刀を握るからだ」と言われ、妖刀を振るうことを迷っています。

ただ、毘灼から妖刀を取り戻さないと結局死人が増えていくでしょう。それを防ぐために淵天は必須な訳で。命滅契約を結んだかつて妖刀を振るった者たちを隔離していても、妖刀を巡った殺し合いは起こるはずです。

伯理は、緋雪の攻撃を顔面に受けて生存していますからただ者じゃないです。妖刀使いのチヒロを制圧するつもりの攻撃ですし。

それに、緋雪が「もらった」と確信してチヒロの間近で振りかぶってから、数メートルの距離を一気に詰めてチヒロを庇っていました。殆ど瞬間移動に見えるスピードを出しています。

自分で妖術の才能皆無と言っていましたが、制御出来ていないだけで潜在能力は高いのかもしれません。

伯理が漣家から追放で済まされているというのも疑問です。

漣家が命の限り守り抜こうとする楽座市は、人身売買や死体を売る外道の祭典です。そんな異常なことをする集団なら躊躇なく処刑しそうですが。それでも追放という手ぬるい罰で済まされている事に違和感があります。

漣家の妖術師は幼少期から妖術の訓練を積んでいるので、かなり手ごわそうです。「楽座市の存続を命の限り守り抜かなければならない」とか教育されてる連中ですから、行動原理についても普通ではないと考えられます。

伯理がチヒロと出会い協力する経緯は都合が良すぎる気もします。しかし、これはストーリー展開の都合なのかもしれません。

前回不器用だけど善行をしようとした事といい、今回チヒロを奮起させようとした事といい、何となく伯理は主人公の親友ポジションに収まりそうな気もします。柴さんとは仲が良いですが年上過ぎますし、何か親戚のオッサンみたいにも見えますしね(笑)。

第21話「微温い」のネタバレ感想【カグラバチ】

緋雪は戦闘狂かと思いきや(18話)、話が通じる奴かと思いきや(20話)、やっぱり戦闘狂でした(21話)。こわっ。

体型からして、やはり女性っぽいですね。

陸郎の「肋」は、前回は相手の足元から出していましたが、今回は自分の周りに出して炎のバリアのように使っています。前も炎で攻撃しようとしていたんでしょうかね。刺そうとしているか捕らえようとしているかのように見えました。

緋雪は「錦」での斬撃を白刃取りにしていて、「実力者は反応できる」と言われてますから反応速度が双城並ですね。

脊柱が出現する直前に結界が解かれてしまいました。肋と手は既に使っており、脊柱は通達にあった腰でしょう。でも、頭や足はないんですかね。あってもまだ使えなくて伸びしろがあるという可能性もあります。

見た目が相撲取りの人の名前は「多福(たふく)」でした。

土俵は神さまを降ろす神聖な場所と聞いたことがありますが、そういう関係から力士が結界の妖術を使っているのでしょうか。

対象のどちらかが気絶したらその空間から開放されるようです。緋雪か多福が気絶しても同じことになるんでしょう。

緋雪と多福は、何だかんだで楽座市でチヒロと共闘しそうです。緋雪はぶっ殺すとか言いながらも立場とプライドに揉まれながら葛藤していますし、多福に至っては「正直かっけぇ」ですからね。

楽座市には毘灼も出てくるかもしれません。そうなれば2つ目の山場になりそうです。

また、前話の感想で「伯理は凄い防御力と素早さを見せたゾォッ!!」みたいな事を書きましたが、全然そんな事はなかったです(笑)。ただのアホ扱いされてました(笑)。

真打はやはり特殊な妖刀でしたね。注連縄が巻かれているので一番良い刀なのかなとは思っていました。しかし、「妖刀六工においても無双の一振り」「六平国重の最高傑作だ」と言われる程とは予想を大きく超えてきました。

最後に出てきた漣家当主の口ぶりからすると、現在真打と命滅契約を結んでいる男性が殺されるのか、彼に真打ちが渡されるのかもしれません。

その男性は今回始めて顔が描かれており、剣聖とまで言われている人物でした。何か生気のない感じでしたがどういう状況なんでしょう。監禁されているのか、自身の意思であそこにいるのか気になりますね。

まだまだ情報が少ないので根拠なしの想像するしかありませんが、味方だった場合は何だかんだでもう一度真打を握ることになり、大暴れした後で殺害されそうです。

敵だった場合は、ラスボスになるかもしれません。最強の妖刀を持った剣聖で先の大戦の英雄ですから、ラスボスとしての格は申し分ないでしょう。

毘灼の目的がこの人の開放で、神名備本部を総力を上げて襲撃する展開となったらかなり盛り上がりそうです。

チヒロは「悪を滅し、弱者を救う」という初心に立ち返り戦う意思を取り戻したので、来週からは本格的に話が動いていきそうです。

第22話「拮抗」のネタバレ感想【カグラバチ】

緋雪・多福は、「多額の資金を投じてでも一時は悪に屈してでも」「一人も欠ける事なく真打を回収する」という上層部の方針に不満を持っていますね。

これは、チヒロが先に楽座市で暴れて、そんで上層部に不満を持つ緋雪が「アイツ(チヒロ)やりやがった!!(ニンマリ)」とか言う展開になりそうです。そんで横にいる多福が「おい本音が顔色に出てるぞ(ニンマリ)」みたいに言いそうです。

上層部は神名備がかつて妖刀を振るった者を保護しているため上記の方針を取っています。別にこの判断は間違ってはいないと思いますが、バトル漫画の展開的に妖刀所有者達の何名かは殺されるか裏切るかしそうですね。ずっとこのままの状態が続くことはないでしょう。

ヒナオは、チヒロ達のせいで職場をぶっ壊されたようなものなのに愚痴の一つも言いません。懐が深いです。

シャルはやはり治癒能力を制御できていなかったようです。今回の画ではチヒロの右腕を再生できたのか分かりません。ただ、はっきり見せていませんから、少しだけ再生させたとか、そのくらいの進歩はしているかもしれません。

チヒロを助けたと聞いて好感度が上がっていたとはいえ、初めて会った伯理の顔を綺麗に治しています。相当上達しており、今後仲間の体が欠損してもシャルが治してくれるという安心感が生まれました。

伯理は、漣家当主の漣京羅(さざなみ きょうら)の息子だと判明しました。だから追放で済んだんですね。何で粛清されないんだろうと思っていましたが合点がいきました。

普段人を困惑させている柴が、「侍かよ」と迷言をこぼす伯理に困惑する描写は面白かったですw

京羅はいいキャラしています。今のところ何に対しても人事のように話し、掴みどころがない態度を崩していません。戦闘能力もそこまでなさそうですから楽座市編のボスではないんでしょうけど、重要な役割を持つ人物であることは間違いなさそうです。

当主以外に相当強い奴らがいるんでしょうね。「楽座市を守るためなら手段を選ばないという徹底した無私の精神」を持つ漣家の執着は、商いよりも宗教に近いように感じます。

漣家は毘灼とがっつり組んで何かを企てていると思っていたので、京羅が毘灼の企みを全く知らなかったのは意外でした。

前話で真打の前で思わせぶりに「だが命滅契約によって」「その真価に触れることは叶わない」「今はな」と言っていました。だから何かを計画しているか、もしくは知っているのかと予想していたのですが、単純に「今はムリィ」という意味だったようです。

緋雪を諭した小さいお爺さんは「だが今漣家と戦争してみろ」「神名備もタダじゃ済まん」と言っていました。多福も説得力があると言っている以上、漣家は神名備の主要戦力がいくらか削られるほどの脅威のようです。

まぁ、多福は「手段を選ばない」ことを懸念していましたから、単純な戦闘能力だけを心配している訳でもないんでしょうが。

最後のページで京羅が能力を使おうとしていました。伯理と京羅の発言から推察するに、「蔵」は空間に関する妖術が関係していると思われます。ここで決着がつく訳がないので、23話でチヒロ達は遠くの場所に飛ばされるとか異空間に飛ばされるとかして、戦闘ができない状況に陥るんじゃないでしょうか。

第23話「蔵」のネタバレ感想【カグラバチ】

京羅にいいようにやられた回でした。チヒロと柴が利口な善人であることを見抜かれ、上手く利用されてしまいました。かなりの曲者ですから今後も戦闘以外で手を焼かされそうです。

彼の真打への価値観については、双城と似通った部分がありましたね。殺戮兵器だと認識し、数多の価値(命)を奪ったから最高の評価をすべき等と、チヒロが耳をふさぎたくなる内容を口にしています。

双城、緋雪、京羅という重要人物に妖刀について語らせていますから、復讐だけでなく妖刀(抜きん出た武器・兵器)もこの作品の需要なテーマのように思います。

漣家の妖術師の総数が約50人と判明しましたが、思っていたより少なかったです。神名備上層部のお爺さんが「神名備もタダじゃ済まん」と話していたので、手段を選ばずに仕掛けてくるにしても、もう少し多いかと思っていました。まぁ、「一人も欠ける事なく」という前提ならそんなもんですかね。

多福は、漣家の妖術師は英才教育の賜物が備わっていると考えていました。神名備からしても多くが優れた妖術師なんでしょう。

伯理は、漣家の当主親衛隊「濤(とう)」の4人を「兄さん達」と話しています。

彼の兄の「宗也(そうや)」が「濤(とう)」の一員でした。伯理は「兄さん達」と言っていますから全員が「濤」であるとは限りません。ですが伯理に瓜二つの少年と、同じく顔つきが似ている少女は兄弟っぽいです。

ただ、三つ編みの変な髪型した奴は髪の色以外に類似点がないので、親戚とかでもおかしくはありません。

瓜二つの子は、伯理がヤクザにハッタリをかけた時にした「威葬(いそう)」と同じポーズを取っていました。「濤」の話をしていた時の表情にも滲み出ていましたが、彼に対して強い憧れや劣等感があるんでしょうね。

伯理が京羅の「蔵」に干渉できるか否かが真打奪取の鍵になりそうです。まぁ、競売で落札した奴から強引に奪い取ればいいんですけどね。ハンターハンターのフェイタン達が、落札者からGIを奪ったみたいに。下衆しか参加していないんですから罪悪感も生まれないはずです。

それに落札者が神名備ならば悪用されないですから、チヒロ的には大きな問題はないでしょう。

…と思っていたのですが、柴は神名備からチヒロの情報が漏れたと考えていました。「さすが腐ってんな」とも思っており、上層部の中には妖刀を手に入れようとしていた者もいるので、神名備の手中に収まっても悪用される可能性があります。

前回チヒロの事について京羅と毘灼が話していました。なので京羅は毘灼からチヒロ達の情報を得た可能性が高いでしょう。

また、京羅と毘灼は神名備を危険視するような会話もしていませんでした。まるで神名備が楽座市を妨害しないことを知っているかのようです。

六平家と工房の場所もバレていましたし、毘灼は国重殺害前から何らかの方法を使ってチヒロ達の情報を得ていたことは間違いないです。自力で得た情報なのか神名備に間者を入りこませて得た情報なのかは分かりませんが。

来週はチヒロ達が漣邸から脱出している間に、伯理が兄貴の宗也に連れていかれる展開となりそうです。

宗也は、何か目つきが妖しい感じなので、もしかしたらヤバい奴なんじゃないかと思っています。

第24話「狩人」のネタバレ感想【カグラバチ】

宗也は双城とは別種類のイカレ野郎でしたね。勝手に人のことを勘違いしているところは双城と似ていますが。

双城は無駄にロジカルな思考をいていました。一方、宗也は非論理的な思考をする人物です。あと、口元が笑ってるのに目が笑ってないところがコワイ。

自分の心の中に最大限都合のいい伯理像を作り上げている感じですね。

更に、暴力を振るうことを愛情と勘違いしているという厄介な奴で、鼻水垂らして泣きじゃくりながらヒナオを殺そうとしたり「弟返せよ」と言い始めたりする、きっっっついDVサイコなお兄ちゃんでした。

伯理への愛情が強いのが質を悪くしています。

もしかしてこの作品は、定期的にイカレ変人糞野郎を登場させるつもりなんでしょうか。双城は初登場時から変な人気が出そうだなと思っていましたが、宗也も一部から妙な好かれ方をしそうです。

「柴とのタイマンで倒されておしまい」とはならないと思うので、ある程度戦って仕切り直しになる可能性が高いです。

「威葬(いそう)」はやはり実際に存在する妖術でしたか。伯理は威葬を使っていた少年に憧れがあるんでしょう。

宗也にもああいった優れた術があるんだと思いますが、彼の真似をしなかったのは暴力で恐怖を植え付けられていたからなのかなと勘ぐってしまいます。

「濤(とう)」がどのくらいの強さなのか気になりますね。全員神名備精鋭以上の強さはありそうです。柴一人で相手をしている宗也がどれくらいの強さを見せるかである程度計れそうです。

神名備上層部は薊を緋雪の次に重要視しており、漣家とやりあえば神名備もタダでは済まないと考えていました。双城は柴と薊を同格扱いしていましたから、「濤」の中に薊・柴に近い実力者がいないと上層部は危険視しないと思います。

京羅は妖刀とやり合っても勝算があると考えているので、あの3人全員が中々の実力者で京羅も強いんじゃないでしょうか。「私と濤なら妖刀相手だろうと戦える」と判断していましたから。

双城vs対刳雲特選部隊との戦いを見ると、妖刀使いには柴・薊レベル1人+神名備精鋭レベル3人だとまず勝てないでしょう。

本領習得前の双城でも万全なら骨を折らずに柴+薊+神名備精鋭✕6を倒せると考えていました。双城戦で特選部隊があれだけ活躍できたのはチヒロの指南のおかげですし。

まぁ、京羅の考えが甘いだけの可能性もありますけど。それにチヒロは隻腕なので本領が使えると言っても万全ではありません。

しかし、柴の空中の画すごかったですね。ナルトの作画を彷彿とさせました。次号で迫力ある空中戦が描かれることを期待します。

ヒナオ考案の天才((((((的))))))システムで柴が長距離を一瞬で駆けつけていました。でも何で毘灼の六平家襲撃の際に間に合わなかったんでしょうね。結界に異常があったら柴が感知できたということですが、あの早さなら毘灼と遭遇しそうなものですが。結界の感知機能が何か異常をきたしていたんでしょうか。

真打の謎が徐々に明かされてきました。妖刀の中でも異質な存在ということですが、国重が二度と使わせたくないと決意した背景はどういったものなんでしょうね。使うと国重が後悔するような事が起きるようですが…。

精神に干渉するとか、他の妖刀よりも破壊力が高すぎて大勢の死者を出してしまうとかでしょうか。

毘灼が漣家経由で真打を出品させたのも、神名備に届けることが目的に感じます。

戦争で真打を振るったのが「剣聖」と讃えられる剣士ですし、やはりこの妖刀を持つ者がラスボスになる気がします。そこまでいかなかったとしても当面は重要な位置に据えられそうです。

チヒロが京羅に対してどういう手を打つのか見当がつきません。京羅を拉致して、真打を渡さなければ楽座市の開催を妨害するぞと言って脅すとかでしょうか。そうしたとしても、解放しなければ蔵の中の人を殺していくとか言って、逆に脅されそうですし。

濤や宗也との戦闘が始まって楽座市編が更に盛り上がってきました。次回は柴対宗也とチヒロ対濤の派手な戦闘を期待しています。

第25話「取引」のネタバレ感想【カグラバチ】

いやぁ、淵天出品は予想外でした。アクションの画だけでなく、ストーリー展開でも楽しませてくれます。

「蔵に登録した商品は自由に出し入れできる」といいます。おそらく淵天が落札された時点で自由に出し入れする権利を失うんだとは思いますが、落札後に取り返したとしても色々と手遅れになってしまいますね。

淵天が蔵に収まった後も水滴が出ていました。あれはただの演出なんでしょうか。チヒロも双城みたいに遠隔で使用できるとか? そうだとしても人質の問題は解決しません。

京羅は「(蔵は)漣家嫡流の血にのみ管轄を許される」と言っていました。やっぱり伯理が蔵の権限を奪うっぽいですね。

柴にも23話で伯理が蔵へ干渉する可能性を考えさせています。それが成功すれば人質や淵天が出品されてしまった問題が一気に解決しますから。

伯理に妖術師の才能がないのがネックですが、シャルが双城戦直前に他人への再生能力を覚えたみたいに覚醒するのかもしれません。

カグラバチには、◯◯編ごとにヒロインっぽいキャラが1人登場して、そいつのチヒロへの好感度が爆上がりすると特殊能力を覚えるシステム…が実装されているのかも?

「その男は俺を救ってくれた」のところで、チヒロへの好感度が更に爆上がりしたはずです。一方、「はったりやで」のところで、柴への好感度は爆下がりしたでしょうね(笑)。

ただ、真打はチヒロ達の手に渡らないでしょう。神名備に渡って剣聖が使用するか、剣聖が死んだ方が面白くなりますし。

京羅は、「(伯理がチヒロ達を手引したことを)信じたくなかったが」と思い「それでもやはり息子を手にかけるものは悲しいものだ」と言っています。伯理に対する愛情はあったようですね。追放で済ませたのも納得です。

漣家は楽座市のあれこれを除けば、幸せな家庭だったのかもしれません(宗也の暴力除く)。家族への愛情が滅茶苦茶屈折しているだけで(特に宗也)。

伯理も初登場時に家族を失った事を後悔しているようでした。

京羅は、チヒロ達の前では伯理のことをボロッカスに言ってました。ですが、駆け引きの最中での発言ですから、どこまでが本音だったのか分かりません。実は、手の震えも躊躇いだったのでは? …というような想像もしてしまいます。

1人になってからの「初めて役に立ったな」「伯理…」のセリフのところは寂しそうにも見えました。実際にはそんなことは感じていないのかもしれませんが、もしかしたら出来の悪い子ほど可愛いというやつなのかもしれません。

寂しそうと言えば、神名備のトップっぽい親父(頭と髭に水晶みたいなのつけたふざけた親父)が淵天の楽座市出品を知って、何かちょっと神妙な表情になっていましたね。

おそらく事情が分からず困惑しているんでしょう。ですが、「真打だけでもいくらふっかけられるか分からんのに…」と予算を心配いるようにも見えて少し笑いましたw

柴が威葬のことを「噂には聞く漣家の戦闘手段」「衝撃を生み司る」と言っていました。神名備上層部もタダでは済まないという認識を持っていましたから、漣家の妖術は結構知られているようです。そういえば伯理もそこそこ有名な家系とか言ってましたっけ。

また、威葬は特定の個人が使える妖術ではなく、漣家の妖術師が共通して使えるものでした。伯理そっくりな少年や三つ編みの変な髪型の奴と宗也も使っています。

宗也以外の3人は京羅のサポートありでもチヒロ一人とそこそこな戦いをしていましたから、双城に比べると全然大したことがありません。なんせチヒロはまだ右腕がない状態です。両手になれば普通に押し切れそうな感じでした。

濤の中では宗也が一番強いという事ですが、柴からすると動きが単純らしいです。濤が漣家の上澄みといっても柴より弱いみたいですね。まぁ、柴がかなりの強者ではあるんですけれど。

「両手チヒロ>双城>>>隻腕チヒロ>>柴>>宗也>他の濤」くらいの差でしょうか。

瞬間移動で漣家に連れてこられた宗也は「なんでただいま!?」「せっかく伯理見つけたのにィ!!」と面白い感じで驚いており、更にネタキャラ化してきました(笑)。

淵天が漣家の手に渡ってしまいました。ですが、チヒロには何か策があるようで、淵天を手放す直前に「これしかない」と考えています。「”問題”は何一つ起きていない」とも言っていますから、近いうちに反撃が始まりそうです。

第26話「自信」のネタバレ感想【カグラバチ】

やはりチヒロは、遠隔で淵天に干渉することが出来ましたね。これまで敵の眼前に金魚だけが現れていたのは偵察のためでしたか。

淵天が「蔵」に収まってしまった現在は、金魚で妖刀の周囲を把握することしか出来ないようです。

楽座市では、遠隔の「涅」とか使ってくれるかもしれません。競りの最中に「涅」が周囲に放たれれば、楽座市を中断せざるを得なくなりますが、そう都合よくはいかないんでしょうね。

というか、チヒロや双城が遠隔での発動可能ならば、神名備に保護されている妖刀と命滅契約を結んだ者達も同じことが出来るんでしょうか。

まぁ、双城が刳雲の周囲の状況を把握可能だったのかは分かりませんし、チヒロも周囲の状況を把握できるだけで遠隔「涅」とかを使えないのかもしれませんが。

「蔵」が亜空間にあるならば隔絶した空間への干渉となります。現実世界のどこかにあるとしても、チヒロ達が乗っていた車からはかなり離れているはずです。

後者ならば「蔵」の場所を割り出せる可能性もありそうですが…。というか、捕らわれている人間の世話はどうなっているんでしょう。

「蔵」で保管されている生き物は生命活動が維持されるというような、そういう不可思議な力が働いていないのならば誰かが世話をしていると思うんですが。

チヒロ達が車で移動していたのは、宗也が拠点の近くにやってきたから別の場所に引っ越ししていたんでしょうね。前話でヒナオ達がいたマンションの一室が拠点だったみたいです。柴かチヒロがセーフハウスをいくつか持っているのでしょう。

楽座市の警備をしていた妖術師の中に薊から逃げた奴がいました。3話の冒頭でヒナオが妖術師について解説した際にも描かれていますし、今後も度々登場しそうです。

ポーカーフェイスで大勝負に出るチヒロに、ポーカーフェイスでビックリヒヤヒヤする柴でした。

チヒロを奮起させた伯理が意気消沈したら、今度はチヒロが伯理を奮い立たせるのいいですね。

「楽座市のために命を賭して」「死ねば蔵が消滅して楽座市もおしまい」「…なんて本末転倒だ」と言われれば確かにその通りです。京羅はハイリスクな賭けに出なければいけないほど追い詰められていたから、チヒロ達と駆け引きをしたと思っていました。

本末転倒にならないための保険とは何でしょうか。保険が「当主が死んだ場合は子供への継承される」だと存続していきますが…。23話で「漣家嫡流の血にのみ管轄を許される」と言っていましたし。

京羅は今のところ威葬を使っていませんし、「蔵」に関する妖術の使い方からしても「濤」とは妖術が根本的に違う感じですね。実は伯理にしか当主の適性がないとかだったら上手く話が落ちるのですが…。

また、京羅が「ノーリスクな商売などつまらない」等と言っていたのは意外でした。楽座市の開催を最優先に考えて不安要素を逐一潰していくタイプかと思っていましたから。

多福が甘い物(パフェ)が好きなのも意外でした。緋雪はスパゲッティを食べていましたが、多福がパフェで済ましていたところを見ると、多分アレ間食ですよね…。

上層部が穏便に妖刀を落札にしようといているとはいえ、緋雪はチヒロ狙いで楽座市に来るんでしょう。何の理由もなく上層部の意向を無視して暴れまわる事はないでしょうから、チヒロ達が競売をダメにしたところで参戦するんじゃないかと思います。

今回の敵は双城ほど強くないので、漣家の妖術師相手にチヒロ達と共闘すると圧勝してしまいます。そうなると全く緊張感が生まれません。

楽座市編のラスボスは緋雪なんでしょうか。毘灼が何かを仕掛けてくる可能性もあります。最強の妖刀・真打にここまで焦点を当てて、斉廷戦争で妖刀を振るった者達にも触れましたし。

まぁ、毘灼は楽座市経由で神名備に真打を届けたいっぽいですから、次の章になるのかもしれませんが。

来週から楽座市が始まるので、真打の競売が成立した少し後くらいに毘灼が動くかもしれません。

第27話「Mr.イナズマ」のネタバレ感想

まさか、チヒロが刳雲を使うとは思いませんでした。毎話、驚く場面や魅せる場面があって楽しませてくれます。

刳雲は折れていましたが、チヒロが修復したという事なんでしょうか? そうだとしたら、刀匠を目指していた設定が活きましたね。

実際の刀が折れた場合は修復がほぼ不可能らしいですが。折れたまま納刀しているか接合して形だけ取り繕い、不完全な状態で使用しているのかもしれません。

チヒロが刳雲と命滅契約を結んだことで、更に神名備に危険視されそうです。いや、緋雪の派遣を決定した時点で2本の妖刀と命滅契約を結んでいると考えられていたんでしょうか。

完全に修復できていてフルスペックで使える状態なのか否か、本領まで到達しているのか否かも気になります。

ただ、チヒロが刳雲を使って暴れることで、カザネがもっと曇りそうです。もしかしたら、カザネは妖刀使い絶対殺すマンになるかもしれません。「怪魑」は優れた妖術のようですから。

チヒロ殺害の賞金5000万円という額は、少し安いなと感じましたw 京羅は、大金持ってるんだろうからもっと出せよと思います。意外とケチなんでしょうか。

チヒロの右手が復活したので、戦闘力が緋雪や濤との戦いから大幅にアップしています。でも包帯が巻かれているので、万全ではないかもしれませんが。というか、チヒロは大事な戦いの時はいつも万全ではないですね。

Mr.イナズマの登場シーンを見た時は、27話のタイトルにもなっていたので「おっ、子供が新たな強キャラなのか」と思いましたw 「鳴」と掛けているからイナズマなんですね。あの歳で躊躇なくヤクザの腕を刺し、命を助けられた直後に「Mr.」の訂正させるなど、将来有望? な子でした。

柴さんは、チヒロの援護をすることや、電気を落とすことを敵にわざわざ伝えてました。まぁ、仲間であることは京羅達にバレていますし、電気もなる早で復旧を試みるでしょうから問題ないんですけど。

「倒していかんでよかったのか」とは思いましたがw

チヒロは「有象無象の相手は俺がやります」と言っていました。じゃあ京羅や濤の相手をするのは柴になるんでしょうか。

流石に1人では無理でしょうから、まずは「蔵」に干渉して淵天と商品にされた人々を解放しようとしているんだと思います。ただ、その過程で京羅と濤が出てくるはずですし…、詳細はまだ分かりませんが。

チヒロが京羅+濤と戦ったとしても、まだ本調子じゃなさそうな右手と不慣れな刳雲で濤の相手はキツそうです。

いよいよ決戦が始まりました。楽座市が中止となれば神名備も黙っていないでしょうから一波乱ありそうです。

第28話「突破口」のネタバレ感想【カグラバチ】

緋雪とは一時的に共闘しそうですね。煽りも「現れた緋雪! その意図は…!?」ですから。というか、刳雲が使えるのが後数回では戦っても間違いなく負けてしまいます。

淵天を取り戻すまでは漣家の妖術師相手に共に戦って、楽座市編の最後に再戦みたいな流れになるのかもしれません。

漣家の妖術師の手練れが出てきました。でも緋雪の餌食になるんでしょうね(笑)。

折れた刳雲は、妖刀とはいえ日本刀を修復出来るのかなと思っていましたが、もうすぐ使えなくなるなら納得です。今後も妖刀の所有者と戦って折っていく流れなんでしょうか。

チヒロが当然のように「鳴」の本領を使っていて驚きました。国重の想定を超えた使い方らしいですが、他の所有者が到達した本領でもわりと簡単に模倣できるようですね。

神名備としても妖刀が折られていけば脅威が薄れていきますから、チヒロに対する心象も良くなっていきそうです。

ただ、妖刀を独占しようとしている上層部の一派は、逆にチヒロを目の敵にしそうですが。そいつらの工作でチヒロが指名手配され、国賊として追われる展開になるんじゃないかと危惧しています。

「緊急搬出用扉」の存在が判明したので、伯理が「蔵」を受け継ぐことが問題解決の絶対条件ではなりました。

ですが、伯理も会場に向かっていますから、やっぱり受け継ごうとしているんでしょうか。柴に対するチヒロの反応を見るに、そんな感じでもなさそうですが。

捕らわれている人への食事とかは、世話係を普通に「蔵」に入れて面倒見させていましたね。当主以外も入れるようです。京羅が一人で世話をしているという面白い想像をする余地が、完全に絶たれてしまいました…。

今週もヤクザが5000万で目の色を変えていましたが、そこまで騒ぐほどの額かと思いました。水原氏でも6億以上送金しているんですが。もしかして円の価値が全然違っていて、僕らの世界での数十倍とか数百倍とかの価値があるんでしょうか。そういえば、カグラバチの日本は文化や技術レベルが現実世界とは違う設定でしたね。

また、京羅は「淵天の取引については伯理との交換で既に完結しているからね」と言っています。これって伯理の蔵の商品登録が解除されているって事でいいんですかね。でないと、また伯理が人質にされてしまいます。

チヒロ達は「京羅がピンチになってもまた伯理を呼び寄せて人質にされることはない」という前提で行動しているようです。ですから、商人の矜持として出品者は殺したくないという意味ではないんでしょう。多分。

「濤」が凪浄苑(なぎのじょうえん)と会場のどちらにどの程度割り振られているかも気になります。当主の京羅と会場の警備も重要ですし、チヒロ達が目指す後者を守るのも大事です。

柴の瞬間移動でばばっと乗り込みたいところですが、伯理以外の人質問題は依然解決されていません。ですから、そちらを先にどうにかする気なんでしょう。

「緊急搬出用扉」の存在が明らかになったため、京羅が死ねば「蔵」が消滅するという話が嘘である可能性が高まりました。つまり京羅が人質で交渉する間もなく死亡すれば、あらかた問題が解決しそうです。…でも、少年漫画の展開的にそうはならないんでしょうね。

次号以降に、そういった問題を巡っての駆け引きや戦闘が多く見られそうです。

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