
○は正しい意味、×は誤った意味、△は正誤の判断が難しい意味に付けています。
また誤用が完全に定着し、多くの辞書に新しい意味が記載された言葉は除外しています。
下記の正答率と誤答率は文化庁が行った「国語に関する世論調査」の結果です。
「○○○○の誤用・意味を解説」というのは個別記事へのリンクで、リンク先は別タブで開きます。
【あ】
悪運が強い(あくうんがつよい)
×不運な出来事に遭っても、被害を受けない運が強い。強運を持っている。
※悪事を働いた人間に使う言葉。×の意味を記載する辞書も増えてきている。
「悪運が強い」の誤用・意味を解説
○ 問題のある家庭で育ち、その頃に受けたトラウマを抱えたまま成人した人。
圧巻(あっかん)
×段違いに優れた力を持っている。また、その力で他を押さえつける
※ただ優れているだけでは、この言葉の意味に当てはまらない。×の意味の言葉は「圧倒(あっとう)」。
「圧巻」の誤用・意味を解説
雨模様(あまもよう・あめもよう)
×雨が降っている空の様子・雨が降ったりやんだりする空の様子。
正答率43.3% 誤答率47.5%(平成22年度)
※×の意味を正用とする辞書も一部ある
「雨模様」の誤用・意味を解説
あわや
暗殺
○ 政治的・思想的立場の相違などで、要人をひそかに計画して殺害すること。
※殺害直前までは目立たないようにして、白昼堂々と行われる暗殺もある。
「暗殺」の誤用・意味を解説
【い】
遺憾に思う(いかんにおもう)
※この言葉に、謝罪や怒りの意味は含まれない。※間接的に非難する時にも用いる。
「遺憾に思う」の誤用・意味を解説
いぎたない
※×の意味の言葉は、「意地汚い(いじきたない)」。
いそいそ
○嬉しい事などがあったため、心をはずませて動作する様子。
一姫ニ太郎(いちひめにたろう)
○一番目に育てやすい女の子を、二番目に男の子を持つのが良い。
一本締め(いっぽんじめ) ※【誤用とは言い切れない語】
※近年、△の意味を載せる辞書が増えてきた。
弥が上に(いやがうえに)
※「嫌が上に」と書くのは間違い。
慇懃(いんぎん)
×表向きは極めて礼儀正しいが、実は相手を見下しているさま。また、言葉や態度は丁寧だが、度が過ぎてかえって無礼なさま。
※×の意味の言葉は、「慇懃無礼(いんぎんぶれい)」。「慇懃」は「慇懃無礼」の略ではない。
「慇懃」の誤用・意味を解説
【う】
穿った見方(うがったみかた)
正答率26.4% 誤答率48.2%(平成23年度)
※肯定的な評価をする際に使う。
「穿った見方」の誤用・意味を解説
浮き足立つ(うきあしだつ)
※マイナスの感情が原因で落ち着かない場合に用いる。×の意味の言葉は「浮き立つ」。
「浮き足立つ」の誤用・意味を解説
雨後の筍(うごのたけのこ)
嘯く(うそぶく)
○とぼけて知らんぷりをする。強がりをいう。大きいことを言う。
※この言葉に、嘘を広めるという意味は含まれていない。
「うそぶく」の誤用・意味を解説
海千山千(うみせんやません)
○経験を十分に積み、物事の表裏を知り尽くしていて悪賢いこと。また、そのような人。
×経験を十分に積み、物事を知り尽くしている。
×技術や芸事の経験を十分に積む。
※「ずる賢い」「したたか」に近い意味。
「海千山千」の誤用・意味を解説
【え】
閲覧(えつらん)
「閲覧」の誤用・意味を解説
【お】
王道(おうどう)
※×の意味で使うのは俗用であるが、「定石・正攻法」の意味を記載する辞書が増えてきた。
押っ取り刀で駆けつける(おっとりがたなでかけつける)
汚名挽回(おめいばんかい) ※【誤用ではない語】
挽回には「よくない状態を元に戻す」という意味があるため、「汚名挽回」は「汚名の状態を元に戻す」と考えられる。「汚名(を)挽回」の用例は130年以上前に遡れて、複数の辞書が非誤用説を記載・併記している。
汚名挽回の意味を解説
徐に(おもむろに)
正答率44.5% 誤答率40.8%(平成26年度)
※副詞なので、「徐に動き出す」のように後ろに来る用言を修飾する。
「徐に(おもむろに)」の誤用・意味を解説
御の字(おんのじ)
○とても有り難いこと。望みが叶って、大いに満足していること。
正答率38.5% 誤答率51.4%(平成20年度)
※妥協を表す語ではなく、「とても有りがたい時」や「大いに満足した時」に使う。また、「恩の字」と書くのは誤字。
【か】
外向的(がいこうてき)
※社交性があるかどうかは関係ない。
課金(かきん)
佳境に入る(かきょうにはいる)
※近年、×の意味を載せる辞書が出てきた。
確信犯(かくしんはん)
○政治的・思想的・宗教的等の信念に基づいて行われる犯罪。また、その犯人。
×悪事だとわかった上で行われる、信念のない犯罪・悪さを行う人。
正答率16.4% 誤答率57.6%(平成14年度)
※元々は法律に関する学術用語で、信念のない犯罪者・犯罪ではない悪さをする人には使われていなかった。しかし誤用が定着した事で、通俗的な×の意味を記載する辞書が増えてきている。×の意味の言葉は故意犯。
「確信犯」の誤用・意味を解説
割愛(かつあい)
○ 惜しみながら省略する。惜しみながら手放す。愛着の思いを断ち切る。
×重要でないものを省略する。重要でないものを手放す。
正答率17.6% 誤答率65.1%(平成23年度)
「割愛」の誤用・意味を解説
辛党(からとう)
枯れ木も山のにぎわい(かれきもやまのにぎわい)
正答率37.6% 誤答率47.2%(平成26年度)
※自分や身内を「つまらないもの」と謙遜して使う。
「枯れ木も山の賑わい」の誤用・意味を解説
元旦(がんたん) ※【誤用とは言い切れない言葉】
※元旦は「元日の朝」という意味なので、「元旦の朝」は重複表現と記載する辞書がある。その一方で「元旦」には「元日」の意味も含まれると記載するものもあり、辞書によって正誤判断が分かれている。
閑話休題(かんわきゅうだい)
可愛い子には旅をさせよ(かわいいこにはたびをさせよ)
×かわいい子供には旅をさせて、見聞を広めさせよう。
【き】
気が置けない(きがおけない)
※「気が置ける」は、「遠慮してしまう」という意味。それの否定形が○の意味。
「気が置けない」の誤用・意味を解説
奇遇(きぐう)
「奇遇」の誤用・意味を解説
奇特(きとく)
○ 言行がとても素晴らしく、褒めるに値する。殊勝。
正答率29.9% 誤答率27.9%(平成27年度)
※奇特は誉め言葉。揶揄するような意味では使わない。
「奇特」の誤用・意味を解説
逆切れ(ぎゃくぎれ)
○怒られていた人・注意されていた人が怒り出す。開き直って怒り出す。
杞憂(きゆう)
「杞憂」の誤用・意味を解説
琴線に触れる(きんせんにふれる)
○心の奥深くにある感動しやすい心情に触れて、感銘を受ける・与える。
正答率38.8% 誤答率31.2%(平成27年度)
※何かに触れて感動することならば、どんな事(言動や芸術など)にも使える。
「琴線に触れる」の誤用・意味を解説
【く】
君子は豹変す(くんしはひょうへんす)
草葉の陰(くさばのかげ)
句点(くてん)
※「、」は読点(とうてん)。
【け】
逆鱗に触れる(げきりんにふれる)
※この言葉は、目上の人の怒りを買った時以外に使ってはいけない。
「逆鱗に触れる」の誤用 ・意味を解説
檄を飛ばす(げきをとばす)
※近年、×の意味を載せる辞書が増えてきた。
獣(けもの・けだもの)
下世話(げせわ)
【こ】
号泣(ごうきゅう)
正答率34.1% 誤答率48.3%(平成22年度)
※大声を出して泣かなければ「号泣」の意味に当てはまらない。
「号泣」の誤用・意味を解説
更迭(こうてつ)
光年(こうねん)
こころやり
姑息(こそく)
正答率15.0% 誤答率70.9%(平成22年度)
「姑息」の誤用・意味を解説
【さ】
最高学府(さいこうがくふ)
逆恨み(さかうらみ)
○恨んでいる人から逆に恨まれること。好意を悪くとって逆に恨むこと。
触り(さわり)
○一番の聞かせどころ・見どころ。最も印象的な部分。要点。触れること。
正答率36.1% 誤答率53.3%(平成28年度)
「触り(さわり)」の誤用と意味を解説
【し】
自意識過剰(じいしきかじょう)
○ 他人が自分をどう見ているかを、過剰に気にすること。
恣意的(しいてき) ※【誤用ではない語】
※「恣意的」の意味には、意図した行動・判断も含まれる。「恣意的」を意図的に近い意味で使うのは誤用とする説もあるが、それは俗説。
「恣意的」の意味を解説
潮時(しおどき)
○ 物事を始めたり終えたりするのに丁度いい時期。好機。
× 物事の終わり。引き際。不本意だが辞める時期。不本意だが終える時期。
※マイナスの意味で使うのは誤用であり、プラスの意味で使うのが正用になる。また、「始める事」「終わらせる事」のどちらにも使える。
「潮時」の誤用・意味を解説
敷居が高い(しきいがたかい) ※【誤用とは言い切れない語】
△ 上品すぎて家やお店に入りにくい。家やお店に入りにくい。
正答率42.1% 誤答率45.6%(平成20年度)
※一部の辞書は、△の意味も正用としている。
「敷居が高い」の誤用・意味を解説
自首(じしゅ)
○ 犯人・犯罪事実の両方が発覚する前に、犯人自身が警察に名乗り出て犯罪事実を申告すること。
※犯人・犯罪事実が両方とも発覚した後では自首にならない。
忸怩たる思い(じくじたるおもい)
したり顔(したりがお)
※知識の多さをアピールしているかどうかは関係ない。
「したり顔」の誤用 ・意味を解説
十指に余る(じっしにあまる)
失笑(しっしょう)
正答率27.7% 誤答率60.4%(平成23年度)
※「おかしさのあまり思わず笑う」という条件を満たせば、ポジティブな笑いでもネガティブな笑いでも「失笑」の意味に当てはまる。
「失笑」の誤用・意味を解説
召還(しょうかん)
※「召還(派遣した人を呼び戻すの意)」と「召喚(呼び出すの意)」は混同されやすい。
【す】
砂を噛むような(すなをかむような)
正答率32.1% 誤答率56.9%(平成30年度)
「砂を噛むよう」の誤用・意味を解説
須く(すべからく)
正答率41.2% 誤答率38.5%(平成22年度)
※後ろに「~べき」「~べし」という言葉を伴うのが本来の用法.
「すべからく」の誤用・意味を解説
住めば都(すめばみやこ)
【せ】
性癖(せいへき)
世界観(せかいかん)
○世界と人生の意義に関する全体的な考え方・見方。包括的な人生観。
×創作物の世界設定や雰囲気。登場人物の行動・ストーリー性に及ぼす法則性。作風。
「世界観」の誤用・意味を解説
世間擦れ(せけんずれ)
○社会で揉まれた結果、世間の表裏に通じて悪賢くなる。
×世間の常識から逸脱している。世間知らず。独自の発想を持っている。
正答率35.6% 誤答率55.2%(平成25年度)
※「擦れ」は、「様々な経験をした結果、悪賢くなる」という意味。
「世間ずれ」の誤用・意味を解説
セレブ
全然(ぜんぜん) ※【誤用とは言い切れない語】
1.○「全く」「少しも」「まるで」「まるきり」+打ち消し表現
2.○「全て」「すっかり」「あますところなく」「ことごとく」+肯定表現
※2.は正用だが各種試験で不正解になる可能性があり、3.は俗用。
「全然いい」の誤用・意味を解説
洗脳(せんのう)
※×の意味の言葉は、マインドコントロール。
戦犯(せんぱん)
節操がない(せっそうがない)
【そ】
粗忽(そこつ)
ぞっとしない
正答率22.8% 誤答率56.1%(平成28年度)
「ぞっとしない」の誤用・意味を解説
【た】
他山の石(たざんのいし)
正答率30.8% 誤答率22.6%(平成25年度)
※「対岸の火事(自分には無関係なので、痛くも痒くもないの意)」と混同する人がいるが、それは誤り。
「他山の石」の誤用・意味を解説
黄昏れる(たそがれる)
他力本願
○ 自己の修行の功徳によって悟りを得るのではなく、阿弥陀如来の本願によって救済されること。
×自分は努力せずに、ひたすら他人の力をあてにすること。
※×の意味の言葉は「人任せ」。
「他力本願」の誤用・意味を解説
断末魔(だんまつま)
【ち】
知恵熱(ちえねつ)
正答率45.6% 誤答率40.2%(平成28年度)
「知恵熱」の誤用・意味を解説
【つ】
付かぬ事(つかぬこと)
○それまでの話の流れとは、全然関係のないこと。出し抜けに。
【て】
適応(てきおう)
×特定の法令や規則を、特定の事例に当てはめて働かせること。適用。
※×の意味の言葉は「適用」。
電車(でんしゃ)
正答率55.6% 誤答率29.2%(平成25年度)
「天地無用」の誤用・意味を解説
手を拱く(てをこまねく・てをこまぬく)
正答率40.1% 誤答率45.6%(平成20年度)
※「何か出来るのに傍観している場合」と「為すすべもなくただ見ているしかない場合」の両方に使える。
「手をこまねく」の誤用・意味を解説
【と】
鳥肌が立つ(とりはだがたつ)
※近年、△の意味を載せる辞書が出てきた。
【な】
内向的(ないこうてき)
※気弱かどうかや、社交性は関係ない。
流れに棹さす(ながれにさおさす)
正答率23.4% 誤答率59.4%(平成24年度)
「流れに棹さす」の誤用と意味の解説
情けは人の為ならず(なさけはひとのためならず)
正答率45.8% 誤答率45.7%(平成22年度)
※「他人の為ではない=自分の為である」という意味の言葉。
「情けは人の為ならず」の誤用・意味を解説
なし崩し(なしくずし)
正答率19.5% 誤答率65.6%(平成29年度)
※辞書によっては「うやむやにする」「曖昧にする」という意味を載せている。
「なし崩し」の誤用・意味を解説
中抜き(なかぬき)
○ 中間業者を抜かして、生産者と消費者が直接取引をする。中を抜き取る。中間を省略する。
× 中間業者がピンはねする。中間業者が上前をはねる。
※「中間業者がピンはねする」という意味ではなく、「中間業者をなくす」という意味。
「中抜き」の誤用・意味を解説
名前負け(なまえまけ)
○ 名前が不相応に立派で、実物が見劣りしてしまう。
正答率83.4% 誤答率9.3%(平成27年度)
「名前負け」の誤用・意味を解説
【に】
煮え湯を飲まされる(にえゆをのまされる)
○信用している人に裏切られ、ひどい目にあわされる。
正答率64.3% 誤答率23.9%(平成23年度)
※信用していない相手の場合や、相手がいない場合は使えない。
「煮え湯を飲まされる」の誤用・意味を解説
煮詰まる(につまる)
○ 十分に議論や検討などが進み、結論を出せる段階に近づく。
×結論が出せない状態。新しい展開が期待できない状態。
正答率51.8% 誤答率40.8%(平成25年度)
「煮詰まる」の誤用・意味を解説
にやける
正答率14.7% 誤答率76.5%(平成23年度)
※男性のみを対象とした言葉。
「にやける」の誤用・意味を解説
【は】
爆笑(ばくしょう) ※【誤用ではない語】
※昭和初期に一般化した言葉で、元々人数を限定する意味はなかった。
爆笑の意味を解説
○コンピューターやインターネットに精通している者。
※×の意味の言葉は「クラッカー」。
発覚(はっかく)
※×の意味の言葉は「判明」
「発覚」の誤用・意味を解説
破天荒(はてんこう)
正答率16.9% 誤答率64.2%(平成20年度)
※主にポジティブな意味で使う。
「破天荒」の誤用・意味を解説
花も恥じらう(はなもはじらう)
早生まれ(はやうまれ)
○一月一日から四月一日までの間に生まれたこと<br
万端(ばんたん)
※「準備万端整う」の「整う」のように、後ろに言葉を足すのが本来の使い方。
「万端」の誤用・意味を解説
半時(はんとき)
【ひ】
悲喜こもごも(ひきこもごも)
○悲しみと喜びを代わる代わる味わう。悲しみと喜びを同時に味わう。
※一人の心境を表す言葉で、複数の人の心情を表す使い方は誤用。
「悲喜こもごも」の誤用・意味を解説
左巻き(ひだりまき)
紐解く(ひもとく)
【ふ】
憮然(ぶぜん) ※【誤用とは言い切れない語】
○ 失望したり落胆したりしてぼんやりするさま。意外なことに驚いて呆然とするさま。
△ 腹を立てているさま。不満なさま。不機嫌なさま。
正答率17.1% 誤答率70.8%(平成19年度)
※△の意味を7割以上の人が使っていて、一部の辞書は「腹を立てているさま・不満なさま・不機嫌なさま」の意味を載せている。
「憮然」の意味を解説
二つ返事(ふたつへんじ)
噴飯もの(ふんぱんもの)
正答率19.7% 誤答率49.0%(平成22年度)
※この語は単に笑う場合と嘲笑する場合の両方に使えるが、嘲笑する場合に使われることが殆ど。
「噴飯もの」の誤用と意味の解説
【ほ】
放射能(ほうしゃのう)
傍証(ぼうしょう)
募金(ぼきん)
※近年、△の意味を載せる辞書が出てきている。
【ま】
まんじりともせず
正答率28.7% 誤答率51.5%(平成25年度)
「まんじりともせず」の誤用・意味を解説
【み】
水菓子(みずがし)
耳障り(みみざわり)
○聞いていて不愉快に思ったり、うるさく感じたりするさま。
※×の意味の言葉は「耳触り(みみざわり)」で、手触り・肌触りの類推から用いられるようになった。
「耳ざわり」の誤用・意味を解説
【め】
目障り(めざわり)
○見ていて不愉快に思ったり、物を見るのに邪魔になること。
※×の意味の言葉は「目触り(めざわり)」で、手触り・肌触りの類推から用いられるようになった。
【も】
○「危険回避の仕組みが、かえって加入者の自己管理能力を低下させ、危険の発生率を上げる」という保険業界の用語。また、依頼を受けたエージェント(代理人)が自身の利益のために、プリンシパル(委託者)の利益に反した行動をとること。
【や】
やおら
正答率39.8% 誤答率30.9%(平成29年度)
※「やおら歩き出す」のように副詞として使う。
「やおら」の誤用・意味を解説
役不足(やくぶそく)
○ 本人の力量に対して、与えられた役目が軽いこと。
正答率41.6% 誤答率51.0%(平成24年度)
※×の意味の言葉は、「力不足」。
「役不足」の誤用・意味を解説
やぶさかで(は)ない
○躊躇わずに~する。~する努力を惜しまない。喜んで~する。
×仕方がないから~する。~したくない訳ではない。~してみてもいい。
正答率33.8% 誤答率43.7%(平成25年度)
※「~にやぶさかで(は)ない」の形で使われることが多い
「やぶさかではない」の誤用・意味を解説
【ゆ】
ユニーク
【り】
リーズナブル
リベンジ
【わ】
悪怯れる(わるびれる)
○ 気後れがして恥ずかしくなったり、卑屈になったりする。
× 悪事を行って悪いと思う様子。ふてぶてしい振る舞い。
※悪事に限定された意味ではなく、後に打ち消しの語を伴ってよく用いられる。周囲の人間が「恥ずかしがる・卑屈になるのが当然」と思う場面で、平然としている人によく用いられる。
「悪びれる」の誤用・意味を解説
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