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カグラバチの「薊」とは【概要、人間関係や強さ等を解説】

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⚠注意 ※この記事には、「カグラバチ」の最新話までの重要なネタバレが多分に含まれています。

「薊(あざみ)」の概要【カグラバチ】

薊(あざみ)は神奈備の幹部で、斉廷戦争時には若干18歳で大佐となったといいます。六平国重と柴とは古くからの友人で、主人公の六平チヒロとも昔から面識があり、彼を気遣う様子が描かれています。

黒いピアスをしていて、黒髪の分け目をセンターより少しずらし、右目は髪で隠しています。

私服にはポケットが多くあってファスナーの位置がずれている独特なもので、戦闘時や本部にいる際には神父のような格好をしていました。

対刳雲特選部隊に選ばれた神奈備の精鋭6人は薊の直属の部下です。

また、「斉廷戦争では妖刀は全てこちら側にあった」という口ぶりから、戦争経験者だと考えられます。

真智カザネが六平チヒロと七本目の妖刀・淵天の存在を報告したので、そうした事実を知っていたのではないかとの嫌疑を神奈備の幹部の一人からかけられていました。

楽座市編以降の活躍

緋雪がチヒロを神名備本部に連行してきた際には、上層部の一員として審議に参加していました。

国重に敵意を持つ重鎮の一人がチヒロに「お前を殺す」と言って妖術を使おうとしたところ、それを止めようとして戦闘態勢を取っています。

毘灼は神名備本部を襲撃しており、薊が毘灼と組んでいた死柳兄弟を第一層で処刑人として倒しました。

その後、国重殺害実行犯の武者姿の毘灼を圧倒しましたが、あまりに相手が弱過ぎたため不審感を覚えています。

 

「薊」の人間関係【カグラバチ】

六平チヒロ(ろくひらちひろ)

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死んだ友人の息子だからか、チヒロには常に気を使い優しく接しています。

薊は神奈備としての要求を伝え、一方でチヒロと柴の要望を聞いており、そういった公私の折り合いをつけようとする場面が多いです。

神奈備である立場上、国の脅威となる淵天は即座に確保しなければならないのですが、チヒロの事情を考慮して神奈備上層部に隠してきました。

他にも、チヒロのために任務外の戦闘をし、神奈備内には国重のことを悪く思う者がいるためチヒロを一般の病院に入れるなど、多くの面で守ろうとしています。

柴(しば)

友人である柴とは気を使うことなく接し、チヒロや柴の今後の方針について率直な意見を交換しています。ですが、薊は慎重な性格でやや融通の利かないところがあるため、柴から鬱陶しがられることがあります。

六平国重(ろくひらくにしげ)

自分と柴と国重が写った画像を携帯に残していて、チヒロを戦いから遠ざけるか否かを迷った時に見つめています。

チヒロの手助けをしているのも、友人だった国重の息子だからというところが大きいのでしょう。

「薊」の妖術【カグラバチ】

能力の詳細は不明ですが、近接格闘を主とし妖術は補助的に扱うようです。

7話でくっつけた指と指の間から電気のような閃光を発生させていましたが、相手が降伏したため能力の詳細は明かされませんでした。

「薊」の強さ【カグラバチ】

64話の「近接格闘を主とし妖術は補助的に扱う者もいる」という説明で、薊が蹴りを放っていたコマが例に使われています。実際、これまで体術での接近戦を主体が描写されており、妖術は補助程度に扱うと考えられます。

戦闘様式は「殴殺」で、圧倒的殴殺力(パワー)と説明されました。

その際に、将校(少尉以上)を含む11人の神名備を惨殺したという手練・死柳兄弟を殴打だけで瞬殺しています。

双城は、薊と柴を対刳雲特選部隊より格上の実力者だと認識していました。ただし、「今の状態であいつら(薊と柴)まで相手にするのは骨が折れる」という前提付きで逃走しています。つまりチヒロ相手に消耗していなかったら、1対8でも双城の方が優位だと考えていたようです。

チヒロは双城に勝利していますから、チヒロ>双城>>>柴・薊>>>6人の精鋭くらいの力の差があるのではないでしょうか。

神奈備上層部の評価は「競売の前に薊や緋雪も温存できたのは大きい」とかなり高く、毘灼の統領・幽は薊と同格扱いされていた柴を「(妖術師の)天井を叩いているのはあの男だ」と言っています。

そして、区堂は、薊が神名備上層部の中では一段上の実力を持っていると言っていました。

ですから薊は、妖術師(緋雪は規格外なので除く)の上澄みと言っても過言ではないでしょう。

 

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