カグラバチの「漣宗也」の強さ、概要をネタバレ解説

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⚠注意 ※この記事には、「カグラバチ」の最新話までの重要なネタバレが多分に含まれています。

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「漣 宗也(さざなみ そうや)」の概要

漣 宗也(さざなみ そうや)は、漣家の当主である漣 京羅(さざなみ きょうら)の息子で、漣 伯理(さざなみ はくり)の5歳年上の兄です。

高身長で両耳に黒いピアスをしており、左側にだけ垂らした前髪を髪留めで2つにまとめています。

宗也は、漣家の全妖術師の上澄みである漣家 当主親衛隊「濤(とう)」の一員です。高い威力の中距離攻撃や高速での空中移動など応用性に優れた妖術「威葬(いそう)」が使えます。

弟の伯理を溺愛しており時に優しく接する一方で、暴力が愛情表現だと思っているDV気質がある人物です。

実は、宗也は京羅より頭がいいのですが、伯理が関わると理路整然とした思考ができなくなります。

宗也は思い込みが激しく、伯理にDVをしていた

宗也は伯理に対して殴る蹴るの暴力を日常的に振るってきたので、伯理は宗也と再会した瞬間に恐怖で顔を強張らせていました。伯理がヒナオを逃がそうとした時にも、彼の顔に躊躇なく殴打をくらわしています。

虐待した際に、ペンチ・縄跳び・ピーラー・レンチ等の道具が使われることもありました。ですが、宗也はことごとく無くしているので、伯理が無意識に「蔵」の能力を使って道具を紛失させていたと考えられます。

また、宗也はとても思い込みが激しく、「伯理は口答えしない」「伯理は反抗しない」というような自分にとって最大限都合のいい伯理像を作り上げています。

伯理がそうした虚像から逸脱した言動を取ると、自分勝手な解釈をし始めます。

伯理が漣家に歯向かった事に対しては、「楽座市の商品にされた女が伯理をそそのかしたからだ」「その女が死んだから伯理が戻ってくる」と誤った結論を出していました。

24話では、再会した伯理に漣家に戻ることを拒否されたところ、その原因がただ傘を届けに来たヒナオに悪影響を受けたからだと勘違いしていました。更に、ヒナオを殺害すれば伯理が家に戻ると決めつけてもいます。

その後、宗也は子供のように泣きじゃくりながら「弟ォ返せ」等と筋違いなことを言って襲いかかる異常性を見せました。

ヒナオを襲い、柴との戦闘になる

宗也に襲われたヒナオは電話で助けを求め、すぐさま柴が駆けつけました。柴は、宗也を殴った後で宗也ごと上空に瞬間移動しています。

柴は宗也の強さを把握したことで、宗也と同程度の妖術師3人と京羅を1人で引き受けていたチヒロを案じます。そして、チヒロと合流して5対2で戦った方がいいと判断し、宗也を連れて漣邸に瞬間移動しました。

漣邸に瞬間移動した後、宗也が伯理の名を口にしたことで京羅がチヒロ達と伯理との繋がりを確信し、伯理が人質にされ淵天が京羅の手に渡っています。

楽座市で伯理に接触している

楽座市当日、宗也は伯理を見つけると同時に追いかけ、凪浄苑から引き離されています。伯理に追いついた宗也は「わざわざ会いに来てくれたんだろ!?」と言いますが、「違う」と即否定されました。

宗也は、チヒロ達にそう言わされているからだと決めつけ、「全員俺が殺してやる!!」と言ってます。

一方、逡巡した伯理は自分を信じてくれたチヒロ達の役に立つために、宗也と戦うことを決意しました。そして、宗也に向かって威葬のポーズを取りますが不発に終わります。

それを見た宗也は激昂し、伯理に暴行を加え始めます。更に、伯理を何もできない人間だと決めつけ、チヒロより自分を選べと迫ります。

伯理は酷く蹴られ続けますが「やるぞ」「一緒に」と言ったチヒロの顔を思い浮かべ、「(自分には)何も出来ない」という心の壁を突破して威葬を発動させました。

宗也は威葬を食らってもダメージを負わず数メートル後ろに動かされただけでしたが、そのタイミングで木の壁を突破してきたチヒロに背後から斬られ倒れています。

しかし宗也はすぐに立ち上がり、伯理が見たことのない能面のような表情で「もう…いいよ」「殺す」と言っています。それまでとは打って変わって思い詰めた姿に、伯理は「本気だ」と思って一瞬怯えるも自分を奮い立たせました。

彼は、チヒロが宗也の首を斬らなかったのは自分の前で躊躇ったからだと考え、これ以上刳雲の使用回数を消費させないように、宗也と一人で対決しています。

宗也と伯理は同時に威葬をぶつけ合いますが、宗也の威葬の威力の方が遥かに勝っており伯理を昏倒させます。

宗也は、倒れた彼に「漣家の人間は皆 優秀で可愛くない」「もう今死んでさ」「可愛いままバイバイしような?」と言って、更にもう一発威葬を撃ちました。

そうして、伯理が死んだと思い立ち去ろうとする宗也でしたが、彼の後頭部にペンチがぶつけられます。

振り返った宗也は、倒れたまま左目から黒いオーラを立ち上らせる伯理を目にします。伯理は宗也からペンチで虐待されたことがあり、無意識にそのペンチを「蔵」から出して飛ばしていたのです。

2度の威葬発動で自身の妖術の全容を把握した伯理は、威葬と「蔵」の2つの能力を持っていることを自覚します。

天才であった初代漣家当主も威葬と「蔵」の2種類の妖術が使用でき、これは他に例を見ない才能でした。宗也は、伯理が初代と同じ天才だった事に激しい拒否反応を見せ、激昂しながら執拗に伯理を攻撃します。

一方、氷の肌の女に心の中で謝罪し、どんな逆境にも負けないチヒロのようになる事を証明するため、伯理は宗也の攻撃を耐え抜き全身全霊の威葬を撃ちます。

この一撃で宗也は倒れており、おそらく死亡したと考えられます。

「漣 宗也」の妖術「威葬」

宗也の妖術は衝撃を生み出す「威葬(いそう)」で、衝撃を放って攻撃することができます。柴には当てられませんでしたが、マンションの外階段を大きく損壊させる威力を出しました。

また、自分の背後に威葬を放出して空中で加速してもいます。「濤」の天理は、「錦」の本領で動くチヒロを威葬の衝撃波で止めていました。

このように「威葬」は応用が利く優れた妖術です。柴は依然から噂に聞いていて、神名備上層部も漣家の妖術師を警戒していましたから、名が通った妖術のようです。

宗也が妖術を使用する際には左目の瞳が白くなり、白目がある部分が黒くなって黒いオーラが出ています。

京羅や他の漣家の妖術師も同じ変化をしており、漣家の子は皆11才で「威葬」を習得するといいます。

ですから、漣家の血を引いていて妖術の才能がある事が、威葬の習得や目が変化する条件のようです。

「漣 宗也」の強さ

宗也は漣家の妖術師の上澄みである「濤(とう)」の一員で、他の「濤」の3人は柴に「双城のとこにおった妖術師とは別格」と言われています。

更に柴は、「見たとここいつ(宗也)が一番強いけど」「これ(宗也)に近い奴3人」と評価しています。ですから「濤」の中では一番強いはずですが、実力差は大きく開いていないのでしょう。

33話で柴は、宗也以外の濤を3人まとめて圧倒しているため、柴との実力差がかなり大きいのは確定しています。

神名備上層部の1人は「(漣家とやりあえば)タダじゃすまん」と言っていました。漣家の総戦力は京羅+濤+40数名の妖術師です。濤の一員が特選部隊の1人1人よりもかなり弱いと、「タダではすまん」という言葉に違和感が出てきます。

宗也や「濤」の強さは、薊・柴とはそれなりに実力差がある対刳雲特選部隊の精鋭達くらいではないでしょうか。

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