ハンターハンターの「使われなくなった設定」「古い設定」「矛盾・謎・誇張がある描写」などをまとめてみました。
この記事では粗探しのような指摘もしていますが、少年漫画は多少の矛盾や粗なら許容した方が楽しめると思います。特に長期連載作品の場合は、「ああ、そういう設定もあったな」と笑って済ませるくらいが丁度いいのかもしれません。
※この記事には、『ハンターハンター』のネタバレが多分に含まれています。
最近使われなくなった設定
ゴンが持ち歩いていた竿などの初期装備
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ゴンが持ち歩いていた竿は、いつの間にか見なくなりましたねw
キルアのスケボーと、クラピカのヌンチャクっぽい武器、レオリオのナイフも使われなくなりました。
キルアのお菓子消費量
キルアは、2億を超えるお金を全てお菓子に使ったといいます。その2億は1試合のファイトマネーですから、他のファイトマネーもかなりお菓子に費やしたみたいです。
しかし、お菓子の話はしなくなりました。
力が強いレオリオ
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レオリオの戦闘シーン自体が少ないので、未だに強い力を活かせる戦闘描写がありません。
念なしで8トンの扉(試しの門)を開けているので、腕力はあるはずなんですけどね…。
王位継承戦編で何かしらの戦闘がある事を期待します。
念能力を強化する神字
神字も全然見なくなりました。
GI編のボクシングでの試合で、瞬間移動を補助するためにリングに描かれていたのが最後だったと思います。
ただ、神字は暗黒大陸と関わりがありそうなので、その内本筋に絡めてくるかもしれません。
変わったかもしれない設定
クラピカの高い攻防力
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クラピカは、小型ミサイル並の攻撃「ビッグバンインパクト」を片手粉砕骨折で済ませました。
とんでもなく高い攻防力がなければ、あんな事はできないと思います。
ですが王位継承戦編では、「第3王子の私設兵も9mmパラか」「凝でガードしても無傷ではすまない威力……」と銃を危険視しています。
まぁ上記の台詞は、「緋の目ではない時に使われたらヤバイ」という意味だったのかもしれませんが。
現在もウボォーのフルパワー攻撃を受けても戦闘が続行可能な攻防力があるとすれば、中指以外の鎖とエンペラータイムだけで相当強いことになります(特にスチールチェーンは有用)。
そこまでいくと、中指の鎖抜きでも強過ぎかなと思えるので(制限時間があるにしろ)、YC編での強い攻防力の設定が下方修正されている可能性もあります。
イルミの攻防力は、念なしゴンに骨を折られる程度
ゴンは念を修得していない状態で、イルミの骨を折りました(5巻37話)。
まだ、念の設定が固まっていなかった時期だからか、ちょっとやり過ぎな感じもする描写でしたね。
現在の設定だと、イルミの攻防力はもっと高くなっているかもしれません。
謎な描写・発言
念を見れない天空闘技場の観客が、何故か試合を楽しんでいる
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カストロのダブルを受け入れたり、不可思議な方法でヒソカとクロロが大量の死傷者を出したりしても、天空闘技場の観客は試合に熱中していましたね。
ヒソカは、バンジーガムで人形を5体くっつけて振り回していました(34巻355話)。観客にはあの光景が「急に人間が5人ほどくっついた後で、凄まじい勢いで空中を回転しながら人を殺しまくる」というように見えていたはずなんですが…。
彼らが念で起こした現象をどう捉えているかも謎ですけど、大量殺人を目の当たりにしても試合を楽しむ神経が謎すぎます。
あいつらは、ヒソカよりも余程狂っていますよ。
ヨークシンのオークションでGIの説明を受けていた一般の人達も、どういう解釈をしていたのか疑問です。
マチ「団長はクラピカを仲間にしたがってる」
10巻89話でマチは、「団長はおそらく、そいつ(クラピカ)を仲間にしたがってると思うけど」と言っていましたが、実際にはそんな態度ではありませんでした。
あの発言は何だったんでしょう。
もしかしたら、あの時点では別のシナリオにする可能性も考えていて、旅団に引き込むような発言をさせたのかもしれません。
ハンター資格を悪用されたくないのに、ヒソカやイルミを合格させている
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1巻の5話の時点では、「試験官が合格と言えば、悪魔だって合格できる(トンパ談)」という事でした。
実際、殺人狂のヒソカや殺し屋のイルミが受かっています。
しかし、サトツは「そんな連中(ハンター資格を悪用する輩)さえいなければ~(4巻35話)」と言っており、ウイングは「犯罪者を捕らえることはハンターの基本活動」「(念は)悪用されれば恐ろしい破壊力となる」(7巻60話)と言っています。
誇張表現
蟻を星になるまで吹っ飛ばしたゴン
ゴンはジャジャンケンで殴ったフクロウの蟻を、星に見えるくらい吹っ飛ばしていました(22巻233話)。
あれは、どうみても誇張表現ですよね。
巨漢の男を数十メートルふっ飛ばしたゴン
ゴンは天空闘技場の試合で、巨漢の男を数十メートルふっ飛ばしていました(5巻44話)。あの描写を素直に受け取ると、念なしでも凄まじい力がある事になります。
ですが、あれも誇張表現でしょう。画もちょっとコメディっぽくなっていましたし、念なしの状態であんな事ができるとは思えません。
仮にあの表現通りの力を持っているとしたら、ゴンとの腕相撲で利き手を使わなかったシズクは、念なしゴンより遙かに強い攻撃ができることになります。
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