ビスケの概要と強さ・能力・真の姿を解説【ハンターハンター】

HUNTER×HUNTER
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※この記事には、「HUNTER×HUNTER」のネタバレが多分に含まれています。

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ビスケのプロフィール

本名:ビスケット=クルーガー
系統:高い確率で変化系 ※1
念能力:「魔法美容師(まじかるエステ)」「桃色吐息(ピアノマッサージ)」「変身能力」
好きなもの:磨けば光るもの、宝石
年齢:57歳
性格:気まぐれ、嘘つき
戦績:バラに圧勝、ビノールトに圧勝、針を抜く直前のキルアを圧倒

備考

□ダブルハンター
□ストーンハンター
□心源流の師範代
□念を覚えて40年近く経ち、肉体を鍛え上げている

※1…誤情報の多い副読本やコンビニ本の解説コーナーにも変化系と書いてあり、作中描写を考慮してもその可能性は高い。だが確定した訳ではない。

ビスケの概要

 ビスケはゴンとキルアの2人目の師匠で、グリードアイランド編で初登場した女性です。彼らの最初の師匠であるウイングは、ビスケの弟子に当たります。
 普段は華奢な少女の姿をしていますが、それは変身能力によるもので真の姿は筋骨隆々の大柄な体格です。
 また、素で喋っている時には語尾に「だわさ」「わさ」をつけ、イケメンには目がありません。

 会長選挙・アルカ編で「ダブル(二ツ星)ハンター」「ストーンハンター」だと明かされています。

 好物は磨けば光るもので、「ブループラネット」という宝石を入手するためGIに参加しました。「磨けば光るもの」には才能なども含まれていて、ゴンキルの師匠を買って出たのも2人の高い潜在能力を磨き光らせたいがためです。

 ビスケは、ネテロが創始者である「心源流」の師範代です。心源流は念を体系化した流派ですから、その師範代である彼女は念に精通していることになります。
 実際、指導者としての資質は申し分なく、ゴンキルの成長に最も貢献した人物といっても過言ではないでしょう。
 ビスケ自身も高い戦闘力・考察力を有していて、ビノールトやバラを瞬殺しています。

 他のハンターにも実力を高く買われているようで、会長選挙の投票では高い順位を維持していました。

 ビスケは、付き合いの浅い相手には可憐だと思わせるような演技をしています。
 金に汚くて、小悪魔的な面やガサツな面があり、それに嘘つきで嘘を見抜くのも得意です(ただし意味のある嘘しか付かないタイプ)。

 ですが、ゴンキルと打ち解けてからは彼らの身を案じ助けてもいますし、武道には真剣に向き合う人物でもあります。
 欠点を多く持ちつつも優しい一面もあるような、気まぐれで感情豊かな人物なのです。

ビスケの念能力「魔法美容師(まじかるエステ)」「桃色吐息(ピアノマッサージ)」「変身能力」

「魔法美容師(まじかるエステ)」

 「魔法美容師(まじかるエステ)」は「クッキィちゃん」という念人形を具現化し、様々なマッサージをさせる能力です。その効果は、脂肪の燃焼・便秘・肩凝り・冷え症の解消など、色々な美容効果や健康効果を促進させるものです。

 また、オーラをローションに変化させて塗れば、若返りや美肌効果があるといいます。真の姿のビスケの外見が実年齢(57歳)より若く見えるのも、このローションのおかげなのでしょう。

「桃色吐息(ピアノマッサージ)」

 「桃色吐息(ピアノマッサージ)」はクッキィちゃんに指圧マッサージをさせる能力で、30分で8時間の睡眠と同等の休息効果を得られる効果があります。

 蟻編でのゴンキルの修行期間は、一ヶ月しかありませんでした。ですが、「桃色吐息」のおかげで急激に実力を伸ばしています。

 そのように戦闘で使うことはできませんが、修行や長期間に渡るハントでは超有用なサポート能力なのです。

変身能力

 ビスケは長年願い続けた結果、念能力で少女の姿に変身できるようになりました。ゴツくなっても己の肉体を鍛え抜きたいという願望と、少女のような可愛い姿になりたいという願望を持った結果、変身能力を身に付けたようです。
 ただし、本人も少女姿になれる仕組みを理解していません。

 少女の状態では急所を何度も攻撃してもバラを倒しきれない程度の強さですが、真の姿ならバラを手加減した一撃で倒すほどの強さを持っています。その変化が切り札になると考えているのも、少女姿に変身している理由の一つです。

 彼女は、変身前のマッチョな体型にコンプレックスを持っています。

 しかし、王位継承戦編で登場したウェルゲー隊長は筋骨隆々の姿に魅了されており、ビスケはその好意に気づいていません。

 時々誤解している人もいますが変身後が少女の姿です。

ビスケの強さ・弱さ

ビスケの強さが計れる描写

ビノールト戦

 ビスケの戦闘描写は、ビノールト戦とバラ戦の2つしかありません。

 前者は、少女姿の状態でしかも全然本気を出さずに瞬殺しています。
 ビノールトは実力を完全に引き出したGI初期ゴンキル2人で攻撃しても、有効打を一発入れるのに半日かかるほどの強さでした。

 まぁ、こう書かれても強さの程度がよく分からないですよね(笑)

バラ戦

 バラ戦では、少女姿の状態で後頭部などの急所を殴ってもKOできませんでしたが、スピードや体術ではビスケが圧倒していました。とはいえバラの余裕の表情を見るに、長期戦になっても勝てる自信があったのでしょう。

 余裕の態度が本心だったにしろただの強がりだったにしろ、真の姿になれば手加減した攻撃一発で戦闘不能にできることに違いはありません。「思い出に一発撃たせてあげることにしてるの」「元に戻るとうまく手加減できなくて…」「たいてい殺しちゃうから…」との発言からも、本気で戦うことが稀なくらい強いという事が分かります。

 サブは、ドッチボールの時の負傷で指を殆ど動かせなかったキルアに倒されています。
 バラがサブと同程度の実力だと仮定すると、キルアが特殊なヨーヨーを使っていたとはいえ、負傷したGI後期のゴンキルに負ける程度だと考えられます。

戦闘考察力の高さ

 ビスケはボマーの話を聞いただけで、ゴンがどの程度のオーラ量(凝90)でリトルフラワーを防げるかを正確に当てています。そして、ゴンとゲンスルーとの乱打戦の結果や、両手でリトフラを使いだすそぶり見せたら危険だという事も当てていました。
 ドッチボールやゴンキルの修行でも鋭い考察をしていましたね。

 この作品の戦闘は分析能力や考察力次第で形勢が大きく変わってきますから、そういった面でもビスケは秀でた人物だといえるでしょう。

ビスケの弱さが計れる描写

ビノールト戦

 ビノールトに髪を切られていたのは完全に失点です。その所為でビスケの様々な情報を知られていましたし。あれが操作する条件であったなら、ビスケは詰んでいました。

 ただ、ストーリー展開上の都合だった可能性が高く、ビノールトは賞金首だったので発の性能が割れていた可能性もあります。

ビスケの強さが計れる設定

針を抜く前のキルアを圧倒している

 蟻編では真の姿のビスケが修行中のキルアを圧倒していたようです。
 ただし、針が刺さっていたキルアは、少しでも格上だと逃げの一手になってしまいます。ですからビスケが圧倒していたと言っても、どの程度差があるか不明だが針を抜く前のキルアよりは格上だった、という事しか分かりません。

ヒソカのおもちゃ箱に入っている

 ヒソカのおもちゃ箱にビスケも入っていました。他の面子は大体旅団特攻や十二支んの戦闘組程度の実力はありますね。
 カルトなど成長途中の者は、将来的に上記の実力を身に付ける可能性が十分ありますし、サトツなどの実力が不明な者が同じくらい強くてもおかしくありません。

 ヒソカのおもちゃ箱のメンバーを考慮すると、ビスケも旅団特攻や十二支んの戦闘組くらいの実力はありそうです。

念を覚えて30年経ち、20代後半にはGIキルアレベルの流が使えていた

 ビスケは念を覚えたのが10代後半で、キルアがドッチで見せた天才的な流のレベルに達したのが20代後半だといいます。

 ビスケは57歳ですから、上記の流のレベルから更に30年ほども修行していることになります。

肉体的なピークを保った状態で、人より多くの修行・経験を積んでいる?

 マジカルエステのローションで通常よりも肉体を若く保てているかもしれないのも好材料です。肉体のピークを過ぎている年齢になっても全盛期に近い強さが維持できていて、年齢が高い分多く積んだ修行を活かせるとすれば相当強いはずです。

 ビスケの系統が変化系であるのなら、強化系能力(攻撃力・防御力にかかり強化するオーラ)の系統補正は高くも低くもありません。
 しかし、素の肉体の力や頑健さに系統補正は関係ないですから、肉体を全盛期に近い状態に保ちつつ57までの修行で身に付けたハイレベルな体術を使えられる場合、それは十分な優位点といえるでしょう。ただでさえ恵まれた体格で、しかも徹底的に鍛え抜いていますしね。
 まぁ、この「全盛期の肉体の維持」については、あくまで可能性の話ですが。外見の美容効果だけしか効果がないのかもしれませんし。

ネテロが創始者で、念を体系化した心源流の師範代

 ネテロが創始者で念を体系化した心源流の師範代であることも考慮すべき点です。
同じ流派の師範代であるウイングの師匠ですから、師範代の中でも強い方なのかもしれません。

ビスケの弱さが計れる設定

強化系ではないのに攻撃的な発がない

 やはり、攻撃用の発がないのが痛いですね。
強化系は、強化系能力の修得率と威力・精度が100%あり、強化系能力を極めれば必殺技はいらないと言われている系統です。

 しかし、ビスケは変化系なので、強化系能力の修得率が80%しかなく、更に威力・精度に80%の補正がかかります。つまり、強化系で同程度の才能の人物よりも強化系能力の覚えが悪い上に、覚えた能力の威力・精度が下がってしまうのです。

 系統補正だけで攻防力の優劣が決まるわけではなく、オーラ量・修行量・才能・素の肉体の強さ・心身の調子なども関係してきますが、近接戦闘で大きく足を引っ張る要素であることは間違いありません。

結局、どの程度の強さ?

 作中描写や設定を考慮すると、最低でも旅団特攻や十二支んの戦闘組程度の実力はありそうです。もっと強くてもおかしくないですが、本気を出した戦闘シーンがまだないので圧倒的な強さを証明する根拠がまだありません。

 今後のビスケの戦闘シーンで評価が変わっていくでしょう。

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