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モラウの有能さ・肺活量・強さ・能力を解説【ハンターハンター】

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※この記事には、「HUNTER×HUNTER」のネタバレが多分に含まれています。


 

 

 


 

 

モラウのプロフィール

 



 


本名:モラウ=マッカーナーシ

系統:高い確率で操作系 ※1

念能力:紫煙拳(ディープパープル)」「紫煙機兵隊(ディープパープル)」「監獄ロック(スモーキージェイル)」

性格:情に厚い、豪快、仲間思い
戦績:「師団長ヂートゥの念能力を解除し勝利」「友人の発を使った師団長レオルを撃破」「護衛軍プフを念能力で一時的に封じ込め、足止めをする。能力を解除するが、その結果仲間の命を救う」「ユピーと戦うナックルのサポートをする」

 

備考

□シングルハンター。

□海を拠点とするシーハンター。

□ナックルとシュートの師匠。

□人間場馴れした凄まじい肺活量。

□護衛軍プフが評価するほど戦士として完成されたメンタル。

 

※1…誤情報の多い副読本やコンビニ本の解説コーナーにも操作系と書いてあり、作中描写を考慮してもその可能性は高い。だが確定した訳ではない。

 

 


 

 

モラウの概要

 



 

 モラウは、ネテロがキメラ=アント討伐でのサポート要員に選抜した熟練ハンターです。

 

 長い白髪の大柄な男性でサングラスをかけていて、煙にオーラを込めるための巨大なキセルを携帯しています。 

 口の悪いところがあり、初登場時にはキルアを辛辣に批判していました。しかし、元は敵であったコルトの境遇に涙ながらに同情し、「何人たりともあんた達には指一本触れさせねェ」と感極まりながら声をかけるような情に厚い一面も持っています。

 モラウは仲間思いで漢気に溢れ、窮地に陥っても的確な判断を下せる人物です。頭も切れる上に頼り甲斐もありますから討伐隊ではまとめ役となり、会長選挙では高い順位を取るほど他のハンター達から人望を得ています。

 

 戦闘については一家言を持っているようで、「オーラ量の差なんて気休めにもならず、勝敗なんて揺蕩ってて当たり前。それでも100%勝つ気で闘る(やる)ものだ」と念使いとしての気概を述べています。それに、自分と相手が能力を出し合う状況を楽しんでもいました。

 ただし、会長選挙での演説では「(俺は)決して武闘派じゃねぇ」「作戦の性質上、 サポート能力として俺に白羽の矢が立っただけで自分を強いとも思ってねェ」と話しています。事実、高い攻撃力が描写されたことはなく、十二支ん・カンザイからも下に見られていました。 

 

 煙にオーラを込める発は攻撃力に乏しいのか直接的な攻撃はあまりせず、相手の心理や行動の隙を突くような戦法を多用しながら、サポート系の能力と人間場馴れした肺活量を駆使して戦います。

 また、護衛軍プフに「貴方の感情図は優れていた(10%ほど死を覚悟していた)」と評価されるほど精神的に完成されており、ノヴが心を病む原因になったプフのオーラを見ても平然としていました(ただしノヴはモラウと違って絶をしていた可能性がある)。

 宮殿突入時には連日の戦闘・陽動で心身ともに疲労していたにも拘わらず(35%の調子)、一人でプフを足止めをし窮地に陥っていたナックルを助けました。

 

 現在は一ツ星ハンター(シングル)ですが、弟子のナックル・シュートと共にキメラ=アント討伐の功績が高く評価されたので、二ツ星ハンター(ダブル)を飛び越して三ツ星ハンター(トリプル)への昇格も噂されています。

 現場主義のモラウは、安全な場所から指示を出す本部の人間と揉めることも多く、パリストンの息のかかった協専ハンターにも強い不信感を持っています。

 シーハンターなので普段は海で活動しており、王位継承戦編ではおそらく能力で作った「モラウの船」で暗黒大陸に向かっているようです。

 

 

モラウの念能力「紫煙拳(ディープパープル)」「紫煙機兵隊(ディープパープル)」「監獄ロック(スモーキージェイル)」

 

紫煙拳(ディープパープル)」

 

 紫煙拳(ディープパープル)」は、オーラを込めた煙の形・状態を自由に変えられる、非常に応用性の高い念能力です。色をつけたり、固体のような状態にしたり、草と見分けがつかないほどに擬態させたりする事ができます。

 作中では、円の代わりとして使える索敵用のウサギ(ただし相手に円を使われれば念獣だとバレる)・敵を捕らえるための切れない鎖・水上を移動するための船(この状態なら煙に触れる事が可能)・水中で呼吸するためのシュノーケル・カモフラージュ用の草・敵の視界を遮る広範囲の煙幕などに変化させ、多岐に渡る使い方をしていました。

  

 オーラを込めた煙は愛用のキセルを使わなければ作れませんが、既に作り出した 煙はキセルなしでも操作することが可能です。

 

 

紫煙機兵隊(ディープパープル)」

 



 

 「紫煙拳(ディープパープル)」と同じ読みの紫煙機兵隊(ディープ・パープル)」は、自在に行動する念人形を作り出す能力で、操作条件を込めたオーラを煙で覆って作られています。同時に操れる最大数は216体で、自動操作(オート)と遠隔操作(リモート)の2つを使い分けることが出来ます。

 

 作り出す念人形の数を減らせばより複雑な操作が出来ますし、モラウ本人やナックルと同じ姿にして相手を誤認させることもでき、作り出した後でも姿形や色を変えられます。

 また、一度吐き出して使用した煙のオーラは回収することが可能です。 

 

 念人形に円で触れても人と判別することは出来ません。ですが、実際に触られると人との感触の違いで念人形と分かってしまいます。 

 

 

「監獄ロック(スモーキージェイル)」

 

 「監獄ロック(スモーキージェイル)」は、対象と自分の周囲を煙のドームで覆い、出入り不可能な閉鎖空間を作り出す能力です。

 煙の壁は微粒子ほどの大きさのものしか通さず、これを物理的な力で破壊することもできません。

 

 

モラウの強さ・弱さ

 

 

※副読本とコンビニ本の数値は何度か修正されており、誤情報も記載しているので無視しています。

 

 

強さ

 

発が応用性に富んでいて、本人の機転が利き、メンタルが強い

 



 

 モラウは攻撃力に乏しいサポート系の発しかもっていませんが、それを補えるほど応用性の高い発で機転が利き長期戦に耐えるメンタルも持っています。

 作中では「オーラの多くを使えない状態でヂートゥを欺き、相手の能力を解除する」「煙をシュノーケルのように変え水中に潜みながら勝ち筋見つける」など発の応用で窮地を打開していました。

 また、35%の調子だったにも拘わらず「一人でプフを王と分断し足止めをする」「ユピーと戦うナックルをサポートする」など、強靭なメンタルで粘り強く戦い作戦成功に大きく貢献しました。

 

 中堅レベルの能力者には負けるにしても相当食い下がるでしょうし、相手に隙があれば勝利をものにする実力があります。

 

MOPのオーラ量が7万もある

 

 ナックルがユピーの総オーラ量に驚愕し、モラウのMOP7万と比較していました。ナックルが護衛軍との比較対象にモラウを選んでいるので、人間としては高く評価されているのでしょう。

 MOPは、オーラを全く消耗していない状態の総量のことで、RPGゲームに例えると魔法使いのマジックポイントの総量にあたります。つまりMOPが高いモラウは、念能力を多く使ったり長く使ったりすることができるのです(一度に多く使えるかどうかは話が別)。

 ナックルによると、ナックル戦時のゴンのMOPは21500程度とのことですから、モラウは総オーラ量がかなり多いと分かります。

 

本調子の35%の状態でも活躍した

 



 

 モラウは、疲労して調子が35%の状態でも護衛軍プフの足止めとナックルの援護をし、作戦成功に大きく貢献しました。念能力は心身のコンディションと深く関係しているので、念の威力や精度がかなり落ちていたことは間違いありません。

 

 ただし35%の調子というのがAOP(一度に使えるオーラ量)の35%なのか否かで、万全の状態の強さが大きく変わってきます。

 RPGゲームの魔法に例えるとAOPは1ターンに使える魔法の消費量(MP)の最大値で、基本的にはこの消費量が増えるごとに威力も増えていきます。念の場合も単にAOPが3倍近くになるのなら、オーラでの体の強化や発に使用できる量などが3倍になりますね。

 

 しかし、念の威力・精度や精神力・思考力・身体能力など多くのものの低下にバラツキがあり、それらを総合して計算した結果が35%という意味ならば、単に使えるオーラ量が3倍に増える訳ではない事になります。

 ディープパープルの最大操作数は216体ですが、プフとやりあった後の35%以下の体調でも89体出せていましたし。

 

人間場馴れした肺活量

 

 キメラ=アントとの戦いでは、ジェット噴射のように息を吐いて移動する・息を止めたまま長時間潜水する・息を止めて毒の鱗粉を吸い込まないようにする・呼吸で二酸化炭素の濃度を上げて敵を中毒死させるなど、高い肺活量を活かしていました。

 

 ですが、これらは限られた条件下・環境下でしか役に立たないため、蟻編では運良く環境や条件が整っていたと考えることもできます。

 

 

弱さ

 

発は優れたサポート性能だが、攻撃力は低い

 

 蟻の討伐作戦でも主に索敵・撹乱などのサポート能力で貢献しており、勝利したヂートゥには止めを刺しておらず、レオルを殺した方法も閉鎖空間でしか行えない特殊なものでした。

 ヂートゥ・レオル戦時には離れた場所に念人形50体を放っていたため、それらのオーラが使える状態ならば「凝」か「硬」での強い攻撃が出来る可能性はあります。とはいえ、念人形を作るには愛用のキセルを使わなければいけないなどの制約があり、そうした制約で上がった性能分のオーラは肉体の強化に使えません。

 

操作系ならば強化系能力が苦手

  

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 モラウの系統が操作系ならば、肉体の強化が苦手ということになります。操作系は、「強化系能力」の覚えが最も悪い系統です。更に、覚えた強化系能力の威力・精度に60%の系統補正が掛かるので、その減算が肉弾戦で相当足を引っ張ることになります。

 

 またビスケは自系統の修行を一番多くし、それから離れるほど少なくする山なりの修行法が効率的だと言っています。操作系からは強化系がかなり離れているので、モラウが山なりの修行法を実践しているのなら、強化系の系統修行をあまりしていないということになります

 

 ヂートゥは女性の頭蓋の大部分を瞬間的に削り取るくらいの力をもってますから、それに耐えたモラウはそれなりに防御力があるかもしれません。まぁ、念なしのゴンでも2~300kgはありそうな巨漢をぶっとばしているので、一般人へのダメージがしっかりとした根拠になるかは微妙ですけど。

 

 おそらくモラウは、強化系能力の修行量で攻防力を高めているのではなく、オーラ量の多さで高めているのでしょう。ゴンが100のオーラで100%の肉体強化をするのなら、モラウは300のオーラで108%の肉体強化をするという感じで(数字は適当)。この推測が正しい場合、モラウは他系統の能力者より多くのオーラを使用して肉体を強化していることになります(具現化系は除く)。

 

ヂートゥ戦の勝利は、相手が適当な性格だったおかげ

 



 

 ヂートゥは自分のスピードより遅い武器を具現化したり、短気なのに長期戦向きの能力にしたりと、適当に物事を決めてしまう師団長でした。

 よく「モラウは師団長を2体倒したから凄い」といわれますが、ヂートゥは他の師団長より失点が多いことを考慮しなくてはいけません。

 

 フェイタンが戦ったザザンは、変身前ですらそこそこ硬くて尾の攻撃を喰らったら一発で詰む発持ちで反応速度もよく、変身後は殺傷力の高い剣での「硬」でかすり傷一つ負わなくなる規格外でした(しかも不意を突かれていたのに無傷)。

 レオルにも特に失点がなく、使用回数に制限のある発で強力なオリジナル技を編み出しています。

 

 ヂートゥは、ザザンやレオルなどの師団長と比べると実力が下と見るべきでしょう。しかし、念人形50体ほどを別の場所で動かしながら退けたことについては、評価されるべきだと思います。

 

レオル戦はモラウに有利な環境・条件だったが、相手は優秀な能力者だった

 



 

 レオルは、グラチャンの発「TUBE(イナムラ)」を使ってきましたが、グラチャンの友人であるモラウはイナムラの性能を知っていましたから対処しやすかったと思います。大量の水を生み出してくれたためシーハンターの活動で培ってきた技能を活用でたでしょうし、二酸化炭素で中毒死させるまで身を隠すことができました。その二酸化炭素中毒での殺害も、閉鎖空間という条件が整っていなければ不可能です。

 上記4つの点はモラウに有利に働いています。ただし、レオル戦時も別の場所に50体ほどの念人形を放っていて、オーラがあまり使えない状態でした。

 

 レオルは、レンタルできる回数の少ない能力で強力なオリジナル技を編み出せるほど高いセンスを持っていました。放出系攻撃の威力が今一のブロヴーダや念能力を上手く使えないヂートゥよりも手強いと考えられるので、有利な条件付きでもレオルを倒せたのは評価できます。

 しかし、レオルが友人以外能力を使った場合や、閉鎖空間ではなかった場合は勝敗の結果が変わっていたかもしれません。

 

 

護衛軍プフとやりあえたのは、プフの攻防力が高くないのと王のためにリスクを背負っていたから

 



 

 モラウは35%の調子でプフを足止めし、その際にプフ自身が10%の確率で倒されていたと認めています。

 ですが、プフは一刻も早く王の安否を確信しようとしていたため、自分が簡単に潰される小ささまで分裂して逃げようとしていたのです。長期戦覚悟での一対一の殺し合いでは、そんな隙をみせないでしょう。そもそも、逃げない場合にあそこまで小さくなるかは疑問ですし、分裂しなければカンムル・疾風迅雷にやや劣るスピードで攻撃可能です。

 仮にモラウを殺せたとしても死者の念でスモーキージェイルが強化されて、長時間閉じ込められる可能性がありました。 

 

 まぁ、35%の調子のモラウを背後から蹴り倒しても大したダメージを与えられませんでしたから(既に分身だった可能性あり)、プフの攻撃力はあまりなさそうですけれど。

 ダメージを与えるなどしてスモーキージェイルの解除を試みないあたり、モラウを殺したり重症を追わせたりするのに時間がかかった事は間違いありません

 

 モラウが隔離したのがユピーかピトーだったら、問答無用で殺されていたかギリギリ死なない程度の傷を負わされていたと思います。ピトーはテレプシコーラを修得したためカイト戦時よりも更に強くなっており、ユピーは爆発を使われたら即詰みですから。

 

幻影旅団との比較

 

 モラウは、相性・条件が良かったとはいえ師団長級を下していますから、兵隊長と思われる蟻に手こずっていた旅団の補助要員よりはかなり強いのでしょう。

 

 特攻要員にも、オーラ量や念能力のレベルで勝っていてもおかしくはなく、念能力者としての総合的な評価はモラウの方が上かもしれません。

 ただし、殺し合いとなると話は変わってくると思います。フェイタンやフィンクスなどの特攻要員は殺人に特化した発を修めているため、他の事にメモリを割いていて発の殺傷力が弱いモラウは土台不利なのです。

 それに旅団員は念能力者としての経験も敵を倒すことだけに偏って積んでいそうです。一方、モラウは戦闘以外のハントや、他の能力者へのサポート、海での活動でしか使えない技能の修得など、様々なものに分散して積んでいると思われます。

 

 フェイタンは師団長ザザンに辛勝という結果でしたが、モラウが戦っても旅団特攻の「硬」を無効化するザザンにはダメージを与えられなかったでしょう。二酸化炭素中毒での殺害も潜水して隠れられる大量の水がないので難しいですし、爆弾も全く効かないというザザンの硬さに対抗する術がありません(これはザザン以外の事かも)。

 しかもフェイタンは腕が鈍っていたようなので、フィンクス達はザザン戦でのフェイタンより多少余裕を持って上位の師団長を倒せる可能性があります。まぁ、これも相性次第ですが。

 

 僕は、「モラウの強さは、下位の特攻要員くらいではないか」と考えています。もちろんクロロ・イルミは別格なので勝てませんし、ウボォーキンの硬い肉体には攻撃が通じないと思います。

 

 しかし、忘れてはいけないのがモラウはシーハンターであり、サポート系の能力者ということです。条件が整っていたにしても、師団長クラスと戦ったり一人で護衛軍に立ち向かえること自体がおかしく、旅団特攻と比較されているだけで十分な戦闘力を持っているといえます

 海での活動や他の能力者サポートが専門なのに、専門外の戦闘も活躍できる凄い人という評価が妥当です

 

 本人はやりたがらないでしょうが、サポート系の能力者代表として12支んになっても全く問題がないくらいの実力者だと思います。

 

 

 


  

 

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