漫画「バーサス」3巻部分のネタバレ感想【ONE原作】

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ONE原作の漫画「バーサス」のネタバレ感想です。3巻部分の10話以降の内容について書いています。9話以前の感想は、下記リンクのネタバレ感想に書いています。

漫画「バーサス」2巻部分のネタバレ感想【ONE原作】
ONE原作の漫画「バーサス」のネタバレ感想です。2巻部分の5話から9話後編までの感想を書いています。

漫画「バーサス」1巻部分のネタバレ感想【ONE原作】

⚠注意 ※この記事には、「バーサス」の最新話までの重要なネタバレが多分に含まれています。

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第10話「人類拠点防衛線(前編)」のネタバレ感想【バーサス】

ハロゥは、今回ようやく実力を発揮できましたね。おそらく、ジャチと戦っていた時も心が折られる直前までは同レベルの力を発揮できたんでしょう。勇気の剣をどれだけ使いこなしていたかにもよりもますが、両手だった1話時点の方が強かったのかもしれません。

アリオも本来ならハロゥの方が強いと言っていましたし、勇者の剣の真価を発揮すれば魔王軍戦闘幹部くらいなら普通に倒せるようです。

1話では、天才組といわれている勇者たちがいました。そこにハロゥやアリオが入っていたかは気になります。

また、アリオが魔王に使う予定だったゴールデンストームも滅茶苦茶威力が高かったですが、天才組が皆ああいう必殺技を使っても魔王に敗北したのかも知りたところです。

まぁ、勇者の剣が発揮する力は精神の強さや状態に大きく影響されますから、精神的に成長した9話のアリオは1話時点のアリオよりはるかに強くなっているのかもしませんけど。

何にしろキヴァだけなら対処できるのが判明して、他の雑魚魔族達は仲間の援護でどうにかなりそうなのは良かったです。8話でジュピートが使った衛生レーザー照射が他の天鬼界の面々でも使えるのなら、それだけで雑魚魔族はどうにかなりそうですらあります。

でもここで更に魔王ジャチとかが突っ込んでくるとヤバいですね。ジャチは変化した世界を見て何かを思案していましたから、ハロゥ達と戦わなくてもその内別世界の天敵に喧嘩をふっかけるかもしれません。

第10話「人類拠点防衛戦(後編)」のネタバレ感想【バーサス】

今回は、防衛戦からのマダラー星人登場の流れがかなり良かったです。人類側の色々なキャラが戦闘に参加した総力戦が見れました。

パッキャは意外と強かったですね。雑魚魔族なら相手になりませんし、ブラギンテが使ったブーストをすればキヴァとかの戦闘幹部や10m級の巨人は何とかなりそうです。「ヤケクソで 命を無駄にするな」のセリフは過去の言動にそぐわない感じもしますがw

ギュウタも思ったより強いようです。単純な魔力値だけならゼイビィより上だそうですが、あの言い方だと総合力ならゼイビィの方が上なんでしょうか。

逆に衛生レーザーの最大威力はそれほどありませんでした。ジュピートが撃ったレーザーは20m級の巨人にもそこそこ効果があったように見えましたが、キヴァが部分開放で普通に凌いでいます。

前は10m級の巨人ならば勝てそうだと思っていたんですけど、今回の描写を見ると中々難しそうです。キヴァが弾いたのは1発だけですから、数十発直撃すれば倒せるかもしれませんが。

しかし、人類側が総戦力で応戦しても、キヴァが交じっていない雑魚悪魔集団に一杯一杯とは、やっぱり厳しい状況です。

マダラー星人は不気味でした。
今回の総力戦の状況を把握している天鬼界のスーアにあそこまで言わせるのですから、キヴァ・ハロゥ・パッキャあたりとは比べ物にならないくらい強いのでしょうけど。

その辺りと格が違うのなら、人類側に勝機がありませんね。マダラー星人は魔王や20m級の巨人と同格くらいでしょうか。ハロゥが覚醒するのか、もしかしたらジャチが乱入するのかもしれません。

登場シーンは、やっぱりドラゴンボールでサイヤ人が乗ってた宇宙ポットが元ネタなんですかね? 唐突過ぎてちょっと笑いましたw

後、ゼイビィが宇宙の存在を知っていたのも意外でした。剣と魔法のファンタジーゲームの世界設定のような魔勢界にも、宇宙を理解できるくらいの知見はあるんですね。

今回は人類vs魔族でしたが、来月はマダラー星人との交戦が楽しめそうです。

第11話「宇宙からの侵略者」のネタバレ感想【バーサス】

マダラー星人は魔王級の強さでした。

ワンパンで魔族戦闘幹部を瀕死の重傷に追い込み、空中を高速移動しながら目から照射する光線で雑魚魔族は細切れ、指から出す光線で広範囲を焼き尽くすなどして、実際に魔王と戦ったハロゥが同じ印象を受けていますから同格なんでしょう。

天敵の勢力によって雑魚のポジションがいたりいなかったりするんですね。魔族は雑魚から大魔王まで強さがまちまちですが、マダラー星人は個体数が少ないようですし大怪獣に至っては一体だけです。

あと、ハロゥへの唐突な金的蹴りは笑いましたw

キヴァはマダラー星人に対して「油断せず最初から全力で決める!!」と言っていましたが、やったのは部分開放でした。ドラゴンボールっぽい名前の大技「魔牙魔牙爆吼砲(まがまがばっこうほう)」の威力だけなら全力開放と変わらないんでしょうか。

しかし、キヴァはしぶといです。何だかんだで今回も生き延びて、これからも人類と言うかハロゥへの粘着を続けそうな気がします。

キヴァが人類の砦にぶっ飛ばされて来た際に、リーゼントの人がマサヨシを守るように遠ざけていますね。この人、初登場の時から大分丸くなっています。

今回襲撃してきた魔族はマダラー星人が何とかしてくれそうですが、マダラー星人とは人類側と戦闘能力に差があり過ぎてどうにもならない感じです。

ただ、ゼイビィは魔族のキヴァを見て最後に何か思いついたようです。何なんでしょうね。今度は魔王とマダラー星人をぶつけようとしているんでしょうか。

第12話「魔族VS.宇宙人」のネタバレ感想【バーサス】

敵との一時的な共闘は熱かったですね。いつかはこういう展開がくると予想していました。

完全には手を組まないにしろ、キヴァは人類に利する戦いを嫌々させられるんじゃないかと何となく思っていたんです。

「別にお前達のためなんかじゃないんだからな!!」みたいな態度が物凄く似合う性格をしてますからね(笑)。

しかしゼイビィがキヴァを回復させたのは本当に博打でしたね。回復した直後にその場の人間を皆殺しにしてからマダラー星人と戦う可能性もあったんですから。

キヴァが意識を取り戻す直前、その場にいた魔道士が「その術式は…!?」と言っていましたが、何かを仕込んだっぽいですね。

人類側からしたら魔王軍戦闘幹部4体の戦力はとんでもないものですが、マダラー星人からしたらどうなんでしょう。

本気を出しているようには見えない上に魔王クラスの力がありそうですから、戦闘幹部4体でマダラー星人1体を相手にするのもキツそうな感じです。胸のハートマークの色が変わってからはそれまでよりは力を出しているのでしょうけど、まだまだ余裕が消えていません。

戦闘幹部は、マダラー星人的に攻撃力は及第点で(ただしノーダメ)、防御力はダメダメみたいです。片方の評価はまぁまぁいいですから、遥か格上の魔王ならばマダラー星人より強くても違和感ありません。そこまでいかなくても同等くらいの力はありそうですね。

というか魔王軍の11師団の戦闘幹部だけでも最低4体おり、他にもいるかもしれませんから中々の層の厚さです。更に魔王の数だけ師団があるはずなので✕47程度の戦闘幹部がいることになります。

魔勢界は、人類側も天敵側も他の世界よりレベルが高いように感じます。精霊合体で新人類や巨人相手に大暴れしたアリオを筆頭に、ハロゥもタイマンなら隻腕・精霊合体抜きで戦闘幹部キヴァを倒せますし。どちら側も他の世界より戦力が整っているように思えます。

ただ、魔族の人達はネーミングセンスがちょっとアレですね。「邪禍邪禍死重奏(ジャカジャカシジュウソウ)」とか彼ら的にカッコイイ技名なんでしょうけど、一生懸命考えて名前をつけたところを想像すると少し可愛く見えてきます(笑)。

人類はどうやってこの難局を乗り越えるんだろうと思っていましたが「大転移魔法陣」で拠点ごと転移するつもりのようです。「最後まで避けていた」らしく巨人族侵攻への対応策にしませんでしたから、何か大きなリスクがあるようですが…。

魔王ジャチはキヴァの身を案じて戦闘幹部3体を先んじて派遣したといいます。「先んじて」ですから、来月号か再来月号で魔王ジャチが参戦するのかもしれません。人類が大転移魔法を使った直後あたりで到着すると予想します。

第13話「大存在」のネタバレ感想【バーサス】

マダラー星人→マダラー星人の【船】→大怪獣と、インフレが一気に加速した回でした。

というか、単体のマダラー星人だけでも人類が何も出来ずに圧殺されるくらいの脅威なのに、大怪獣まで敵になると生き残る道筋が全く見えませんね。

魔王ジャチが異世界の天敵に興味を持っていたようなので、他の魔王と一緒に参戦してマダラー星人と相打ちにでもなるのかなぁと予想していたんですが…。

しかし、大怪獣の知性は低いですから、「マダラー星人や魔族だけを蹴散らして人類には目もくれずにどっか行った」となるんじゃないでしょうか。もう運に頼る以外にどうしようもない状況ですし。

大怪獣はラスボスでもおかしくないような戦闘力を持っているはずです。思っていたよりかなり早い段階で登場しました。大魔王ビャクオウや大首長ギンバックもそろそろ顔出しするかもしれません。

前話で大転位魔法陣というものがあるのなら何でこれまで使わなかったんだろうと思っていたのですが、やっぱり大きなリスクがありました。

今回は失敗しましたが、いつかはこの魔法陣を使うことになりそうです。転位先の状況が安全だと分かればとんでもなく有用な手段ですからね。天敵を攻略していけば空白地帯も生まれそうですし。そうしたところで別の天敵に侵攻されるのでしょうがけど。

ギオジィの「無法者が天敵の世界」の話しを聞いて、ゼイビィ達が「ここに比べたら100倍マシじゃねーか!!」とツッコんでいました。まぁ、この作品の展開的に安易に人類の生存が保証される訳がないので、何か人類の脅威になる点があるんでしょう。

元ネタっぽい北斗の拳みたいに、敵が超常的な拳法を使うのかもしれません。でもギオジィはそういう情報を口にしていないので、「武装した大勢の…」と言っていた武装の方が脅威なんじゃないかと予想します。

今回は、混沌とした展開でした。今後どうなるか予想が全くつきませんが、次号見られるであろうマダラー星人達と大怪獣の戦闘に期待しています。

第14話「繋ぐべき命」のネタバレ感想【バーサス】

「大怪獣ダイコクザン」は、これまでに出てきた天敵とは格が違う感じですね。巨人族や新人類も何かを感じとっており、無法界の天敵も爆発の方を見ていました。

普段はアレなマサヨシが必死の形相で「…くそがっ」と言っているのがダイコクザンのヤバさをよく表していたと思います。

ダイコクザンの体に民家? らしきものがくっついていたのは謎です。「ダイコク山」と呼ばれていた山が、実は休眠中の怪獣で〜千年ぶりに目覚めた…というような理由でもあるんでしょうか。根拠のない想像ですけど。

ハロゥが魔王と同じ圧を感じ取ったマダラー星人ですら、手も足も出ず誤差扱いされていました。他の人類も天敵もただ歩くだけで踏み潰して圧倒できるでしょうから、今後のパワーバランスは「ダイコクザン」が中心になりそうです。

気になったのは初めて出てきた怒神界の「神」で、コイツも他の天敵とは別格感がありました。「神」もダイコクザンと同じく、人類の脅威が一体に集約されているようなので、相当強いのかもしれません。

今のところ「ダイコクザン」「神」「ビャクオウ」「ギンバック」が最強候補で、こいつらの一つ下のランクにマダラー星人や魔王がいると考えられます。

ギュウタが男を見せましたね。死んでいそうな描写でしたがそれが確定した訳ではないので、取り残されたパッキャが助けている可能性が無きにしも非ずです。パッキャも生き残って後に合流できればいいのですが。

補助妖精キラは、ギュウタに魔力を渡して死んでしまいました。しかし、キラが死んだという事はアリオが妖精合体が出来なくなった訳で、そういう状態のキャラがストーリー展開上どういう扱いを受けるのか心配になります。

つまり、戦闘員として人類の天敵相手への切り札になりえなくなったので、助からない可能性が高まったんじゃないかなぁと危惧しています。

折れた勇気の剣しかもっていないハロゥに自分の勇気の剣を手渡して死に、ハロゥ覚醒のきっかけになりました…という展開にならなければいいのですが。

また、マダラー星人は初登場時は不気味な印象を与える天敵だったのに、母船を壊されたあたりからネタキャラっぽくなってきましたねw 今回なんて引っくり返って犬神家していますし。

キヴァ達は格上のマダラー星人相手に根性を見せていました。一矢報いることが出来ているといいのですが。こういう敵同士の死力を尽くした戦いは結構好きです。

人類の拠点は無法界に移ったので、次はヒャッハーな人達とのバトルが始まるようです。

第15話「ニンゲンの真似事」のネタバレ感想【バーサス】

てっきり大転位魔法は建物ごとワープするのかと思っていました。でも転位できるのは人間だけなんですね。

人類の拠点が大怪獣にペッチャンコにされててしまいました。

住居・インフラどころか、今日明日必要な分の水・食料などを早急に手に入れなければいけません。結構ヤバい…というか、絶望的といっていい状況です。

非戦闘員もいますから、早急に無法界の人類の天敵から集落を奪うか、他の文明の施設を手に入れられなければ死人がポンポンで始めるでしょう。

「無法界の天敵は弱そうだな」「ハロゥ達とどう戦わせるんだろうな」と思っていましたが、ハロゥ・パッキャの主力が抜けて、他の戦闘員も消耗している状態で対峙することになりました。

無法界の人間が「プシュアァアァァ」とか凄い声を上げていましたね。正気を保っていないように見えましたけど、何か理由があるんでしょうか。

呪滅界のバスツは掴みどころがない人物です。前々話でもマダラー星人と魔族幹部との戦いを見て「生命と生命のぶつかり合い…」「なんと…すばらしい…!?」とか言って1人で興奮していました。

一応ハロゥ達を助けているので、悪人ではなく極度にマイペースで個性的なだけのようですが。

呪滅界にもかつて高度な文明があって、「煉魂器」という遺物を持っていました。死にかけの生物から魂だか生命力だかを奪って乗り物を作り出していましたね。

死に体の敵がいなければ使えない道具なので、今後の出番はそんなになさそうです。

バスツが持っていた端末で生命反応を調べていましたが、反応が0でしたからギュウタはやっぱり死んでしまったようですね…。

まぁ、「砦の中には誰も残ってないよ」と言っているので生存の可能性が0ではないです。でも、治療を受けられる最後のタイミングで触れられなかったという事は望みが殆ど無いと思います。

キヴァもおそらく逝ってしまいました。こちらも完全に死亡が確定した訳ではないです。しかし、主人公を認めたり人間の真似事をしたりするところを見ると、作者がキヴァにさせたい事はもう全部消化したっぽいです。

悪役としては結構好きだったので残念です。もうちょっと人類や他の天敵に辛酸を舐めさせられ、屈折してこじらせてもらった方が面白かったかな、とも思いますが。

偶然、魔族を呼ぶ魔笛が手に入りました。敵同士を戦わせようとしているハロゥ達にはとても有用な道具ですね。

また、魔王ジャチの介入もあるんじゃないかなぁと思っていましたが予想が外れました。

マダラー星人が「…あの大怪獣の処理には入念な準備が必要だ」と言っていましたから、マダラー星人が大怪獣にリベンジするまでは魔王とは戦わないのかもしれません。

マダラー星人が3体でキヴァを攻撃していたところは、それぞれビームの溜めの形が違っていてカッコよかったです。

ちょっと驚いたのは、ハロゥがマダラー星人の攻撃を跳ね返していた事です。キヴァに苦戦していた頃に比べると、同じ人物とは考えられないくらいパワーアップしていますね。今のハロゥを見たら、ジャチも人類への評価を大幅に変えるかもしれません。

大転位魔法から取り残された3人はこれまでない組み合わせですし、一度ゼイビィ達と離れるのも新鮮なやり取りが見れていいでしょう。

来月号からは、ゼイビィ達と無法界の話と、ハロゥ達の放浪の話の二つを交互に見せられる形になりそうです。

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コメント

  1. 匿名 より:

    キヴァの回想が描かれたことでキャラクターの深みが増し、魔族も人間と同様の社会を持っていることが分かって「天敵」の中では最も共感?が持てるようになりました。魔王ジャチ自体も上から目線ではあるものの武人肌で、ニュドーとは異なり将来的には共存可能な雰囲気があります。

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