うざいだけのワイプはいらない【ワイプ芸人・女性タレント】
ワイプ芸人のうるさい声。子どもが激怒しています。
— IZ (@chushui1113) February 24, 2019
うわーー!えーーー!って邪魔すぎる!
民放みたいな改悪は二度とやらないでください!#ダーウィンが来た pic.twitter.com/4xTWhIRv7b
最近、テレビ番組はワイプがなければもっと見やすくなるのになと思うことが増えました。
バラエティ番組では、まぁベテランの芸能人の多くは足を引っ張るようなことをしないのですけど、売出し中のタレントさんが何とか爪痕を残すために頑張り過ぎちゃうパターンが多いです(もしくはワイプで騒ぎ立てろと指示されて騒ぎ立てる)。
ワイプの許容範囲については人それぞれなんでしょうが、僕は何も考えずに機械的に隙間を埋めているようなレベルになると少し嫌な気分になります。VTRで情報を得たり面白さを感じ取ろうとしている時にノイズだと感じるんですよ。
もちろんVTRに没入できる程度に抑えられているのなら気になりません。しかし、そういった配慮に欠ける番組がどんどん増えているような気がします。
実際、「賑やかなのではなく、ただうるさいだけ」「専門家などが有用な情報を話している時に、聞き取りにくくなっても大声で話す」という状況になっている番組をゴールデンでもよく見かけます。というか、ゴールデンの番組の方がよくある気がしますね。
報道番組にワイプはいらないんじゃないか
TBS news23。なにか違和感があると思ったら、甲子園を報じるVTRに小川彩佳さんと山川恵里佳さんの表情だけをワイプでずっと入れるという、報道とは無関係な画作り。バラエティ番組にはよくあるが報道番組でこれやるというのは明らかに別のものを期待しているのだろう。 pic.twitter.com/uOXF2PEwPW
— れもんた (@montagekijyo) August 11, 2021
一番理解し難いのは報道番組・情報番組のワイプです。政局や事件・事故を伝える際に、コメンテーターや専門家などの神妙な表情の顔を映していますが、ワイプを使ったニュース番組って大げさな言い方をすれば一種の偏向報道だと思うんですよ。
あの神妙な表情を見ることで、与野党のどちらかへの印象や、被疑者への印象が変わってくる可能性があります。昭和の報道番組やワイドショーでは一方に悪感情が向かうような、おどろおどろしいBGMを流していることがあったらしいですが、偏向・扇動しているとの観点からなくなりました。
同じようにワイプもニュースから消し去ってもいいと思うんですけどね。
ワイプを消したテレビ番組を配信してほしい【邪魔・うざくないバージョン】
ワイプ芸人のうるさい声。子どもが激怒しています。
— IZ (@chushui1113) February 24, 2019
うわーー!えーーー!って邪魔すぎる!
民放みたいな改悪は二度とやらないでください!#ダーウィンが来た pic.twitter.com/4xTWhIRv7b
ワイプ自体はかなり昔から使われていたらしいですが、この手法を広めたのは日本テレビの『世界まる見えテレビ』だそうです。様々なジャンルのVTRを一つの番組で流す際に統一感を出すため、ビートたけしさん・所ジョージさん・楠田さんの顔を映す目的で使われたといいます。
世界まる見えのプロデューサーだった吉川圭三さんは押し付けがましくはない使い方を意図し、所ジョージさんも視聴者が泣いて欲しい時に泣く演技をするような自作自演をしませんでした。しかし現在の多くのテレビ番組では、それと真逆の使われ方がされています。
バラエティ番組でのヤラセや自作自演が絶対的に悪いとは思いません。ただ、ヤラセや自作自演を面白さに繋がらないところでやって欲しくはないです。
この番組面白いなぁと思っていてもワイプでギャアギャアやられると、「企画や映像はすごく面白いのにワイプが足引っ張ってるなぁ」「台無しにしてしまって、もったいないなぁ…」とうんざりしてきます。
テレビ局には、ワイプありの番組とワイプなしの番組をネット配信してみて、どちらの方が数字が出るか試して欲しいです。
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