よく読み間違えられる漢字130選+誤読とは言い切れない読み

 よく読み間違えられる漢字と、誤読とは言い切れない漢字の読みを一覧にしてみました。

目次

読み間違えが多い漢字

【あ】

灰汁(あく)

○あく ×はいじる、はいじゅう

欠伸(あくび)

○あくび  ×けっしん

徒となる(あだとなる)

○あだとなる  ×ととなる

天晴れ(あっぱれ)

○あっぱれ ×てんぱれ

家鴨(あひる)

○あひる ×かも

強ち(あながち)

○あながち ×つよち

粗利益(あらりえき)

○あらりえき ×そりえき

著す(あらわす)

○あらわす ×ちょす、しるす

海女(あま)

○あま ×うみおんな、かいじょ

行脚(あんぎゃ)

○あんぎゃ ×ぎょうあし

行灯(あんどん)

○あんどん ×ぎょうとう

【い】

烏賊(いか)

○いか ×とりぞく

潔い(いさぎよい)

○いさぎよい ×けつい

弄る(いじる)

○いじる ×ほうむる

一日の長(いちじつのちょう)

○いちじつのちょう ×いちにちのちょう

一段落(いちだんらく)

○いちだんらく ×ひとだんらく

茨城(いばらき)

○いばらき ×いばらぎ

意訳(いやく)

○いやく ×いわけ

嫌気(いやけ)

○いやけ ×けんき

西表島(いりおもてじま)

○いりおもてじま ×にしおもてじま

海豚(いるか)

○いるか ×うみぶた

異名(いみょう)

○いみょう ×いめい

所謂(いわゆる)

○いわゆる ×しょい、ところい、しょかつ

引率(いんそつ)

○いんそつ ×いんりつ

【え】

役務(えきむ)

○えきむ ×やくむ

壊死(えし)

○えし ×かいし

会釈(えしゃく)

○えしゃく ×かいしゃく

【お】

押印(おういん)

○おういん ×おしいん

各々(おのおの)

○おのおの ×かくかく

覚書(おぼえがき)

○おぼえがき ×かくしょ、かくがき

徐に(おもむろに)

○おもむろに ×じょに

御中(おんちゅう)

○おんちゅう ×ごちゅう、おんなか

【か】

該当(がいとう)

○がいとう ×かくとう

箇所(かしょ)

○かしょ ×こしょ

河川敷(かせんしき)

○かせんしき ×かせんじき

割愛(かつあい)

○かつあい ×わりあい

角地(かどち)

○かどち ×かくち

完遂(かんすい)

○かんすい ×かんつい

間髪を容れず(かんはつをいれず)

○かんはつをいれず ×かんぱつをいれず

官吏(かんり)

○かんり ×かんし

【き】

帰依(きえ)

○きえ ×きい

気障(きざ)

○きざ ×きしょう

忌引き(きびき)

○きびき ×いびき

既出(きしゅつ)

○きしゅつ ×がいしゅつ

輝度(きど)

○きど ×こうど

筐体(きょうたい)

○きょうたい ×けいたい

琴線(きんせん)

○きんせん ×ことせん

【く】

奇しくも(くしくも)

○くしくも ×きしくも

曲者(くせもの)

○くせもの ×きょくしゃ、きょくもの

供奉(ぐぶ)

○ぐぶ ×きょうほう

玄人(くろうと)

○くろうと ×げんじん

【け】

逆鱗(げきりん)

げきりん ×ぎゃくりん

貶す(けなす)

○けなす ×とぼす

解熱(げねつ)

○げねつ ×かいねつ

原因(げんいん)

○げんいん ×げいいん

言質(げんち)

○げんち ×げち、ことしつ

※辞書によっては、誤読が定着した「げんしつ」の読みも記載されている

嫌悪(けんお)

○けんお ×けんあく

【こ】

首を回らす(こうべをめぐらす)

○こうべをめぐらす ×くびをまわらす

更迭(こうてつ)

○こうてつ ×こうそう

声を荒らげる(こえをあららげる)

○こえをあららげる ×こえをあらげる

極彩色(ごくさいしき)

○ごくさいしき ×ごくさいしょく

御来迎(ごらいごう)

○ごらいごう ×ごらいこう

御利益(ごりやく)

○ごりやく ×ごりえき

好々爺(こうこうや)

○こうこうや ×こうこうじい

古文書(こもんじょ)

○こもんじょ ×こぶんしょ

強面(こわもて)

○こわもて ×きょうめん

(寺を)建立する(てらをこんりゅうする)

○てらをこんりゅうする ×てらをけんりつする

※「(建立)けんりつ」は、寺院・堂・塔以外を築き上げる場合に使う

言語道断(ごんごどうだん)

○ごんごどうだん ×げんごどうだん

【さ】

五月雨(さみだれ、さつきあめ)

さみだれ、さつきあめ ×ごがつあめ

【し】

至極(しごく)

○しごく ×しきょく

市井(しせい)

○しせい ×いちい、しい

七回忌(しちかいき)

○しちかいき ×ななかいき

十把一絡げ(じっぱひとからげ)

○じっぱひとからげ ×じゅっぱひとからげ、じっぱひとかげ

疾病(しっぺい)

○しっぺい ×しつびょう

若干(じゃっかん)

○じゃっかん ×わかかん

事由(じゆう)

○じゆう ×じゆ

首相(しゅしょう)

○しゅしょう ×しゅそう

遵守(じゅんしゅ)

○じゅんしゅ ×そんしゅ

職人気質(しょくにんかたぎ)

○しょくにんかたぎ ×しょくにんきしつ

進捗(しんちょく)

○しんちょく ×しんぽ

【せ】

逝去(せいきょ)

○せいきょ ×ききょ・いきょ

脆弱(ぜいじゃく)

○ぜいじゃく ×もろじゃく、もろよわ

惜敗(せきはい)

○せきはい ×ざんぱい

席巻(せっけん)

○せっけん ×ざかん

漸次(ぜんじ)

○ぜんじ ×ざんじ

【そ】

巣窟(そうくつ)

○そうくつ ×すくつ

総帥(そうすい)

○そうすい ×そうし

造詣(ぞうけい)

○ぞうけい ×ぞうし

措置(そち)

○そち ×しょち

【た】

代替(だいたい)

○だいたい ×だいがえ

大団円(だいだんえん)

○だいだんえん ×だいえんだん

手繰る(たぐる)

○たぐる ×てさぐる

出汁(だし)

○だし ×でじる

【ち】

貼付(ちょうふ)

○ちょうふ ×はりつけ

【つ】

月極め(つきぎめ)

○つきぎめ ×げっきょく

美人局(つつもたせ)

○つつもたせ ×びじんきょく

【て】

添付(てんぷ)

○てんぷ ×そうふ

【と】

踏襲(とうしゅう)

○とうしゅう ×だしゅう、ふしゅう

頭取(とうどり)

○とうどり ×あたまどり、とうしゅ

独擅場(どくせんじょう)

○どくせんじょう ×どくだんじょう

 「どくだんじょう」という読み方の漢字は、独壇場という字になる。

心太(ところてん)

○ところてん ×しんた

【な】

仲人(なこうど)

○なこうど ×なかにん

何卒(なにとぞ)

○なにとぞ ×なにそつ

【に】

柔和(にゅうわ)

○にゅうわ ×じゅうわ

【ね】

年俸(ねんぽう)

○ねんぽう ×ねんぼう

【は】

破瓜(はか)

○はか ×はきゅう

捗る(はかどる)

○はかどる ×はかる

版図(はんと)

○はんと ×はんず

凡例(はんれい)

○はんれい ×ぼんれい

汎用(はんよう)

○はんよう ×ぼんよう

【ひ】

直向き(ひたむき)

○ひたむき ×じかむき、ちょくむき

他人事(ひとごと)

○ひとごと ×たにんごと

※他人事は誤読から発生した言葉で、NHKなどの放送局はこの言葉を認めていない。自分には関係ない、という意味の言葉は「人事(ひとごと)」。

【ふ】

訃報(ふほう)

○ふほう ×けいほう

雰囲気(ふんいき)

○ふんいき ×ふいんき

【ま】

蔓延(まんえん)

○まんえん ×まんえい

【み】

身重(みおも)

○みおも ×しんじゅう

水を得た魚のよう(みずをえたうおのよう)

○みずをえたうおのよう ×みずをえたさかなのよう

未曾有(みぞう)

○みぞう ×みぞうう

明朝体(みんちょうたい)

○みんちょうたい ×みょうちょうたい

【む】

武者(むしゃ)

○むしゃ ×ぶしゃ

【も】

用いる(もちいる)

○もちいる ×よういる

文盲(もんもう)

○もんもう ×ぶんもう

諸刃の剣(もろはのつるぎ)

○もろはのつるぎ ×もろはのけん

【ら】

礼賛(らいさん)

○らいさん ×れいさん

【れ】

廉価(れんか)

○れんか ×けんか

【や】

八百万(やおよろず)

○やおよろず ×はっぴゃくまん

約定(やくじょう)

○やくじょう ×やくてい

野に下る(やにくだる)

○やにくだる ×のにくだる

【よ】

漸く(ようやく)

○ようやく ×しばらく

誤読とは言い切れない読み方・どちらも正しい読み方

【あ】

あり得る(ありうる・ありえる)

・伝統的な読みは「ありうる」

○ありうる △ありえる

 国語世論調査で、「ありえる」と呼んでいる人の割合が過半数を占めていると判明した。NHKなどの放送局でも「ありえる」という読み方を認めている。

【い】

依存(いそん・いぞん)

・伝統的な読みは「いそん」

○いそん △いぞん

 本来の読み方は「いそん」だが、「いぞん」と記載する辞書も増えてきた。NHKなどの放送局でも「いそん」という読み方より、「いぞん」という読み方を優先している。

【お】

大舞台(おおぶたい・だいぶたい)

・伝統的な読みは「おおぶたい」

○おおぶたい △だいぶたい

 NHK放送での読みは、古典芸能の場合は「おおぶたい」とし、それ以外の場合は「おおぶたい」と「だいぶたい」の両方としている。
 また、晴れの場・活躍の場という意味で「だいぶたい」の読みを載せる辞書もある。

【き】

牛車(ぎっしゃ・ぎゅうしゃ・うしぐるま)

 辞書によっては、「ぎゅうしゃ」「うしぐるま」という読みが記載されている。
 「ぎっしゃ」には牛に引かせる貴人乗用の車という意味しかないが、「ぎゅうしゃ」「うしぐるま」には牛に引かせる荷車という意味もある。

【こ】

御用達(ごようたし・ごようたつ)

 辞書によっては、「ごようたつ」という読みも記載されている。また、元々は「ごようたつ」という読み方だった。

【さ】

早急(さっきゅう・そうきゅう)

伝統的な読み方は「さっきゅう」

 現代では「そうきゅう」と読む人の方が多い。

【し】

詩歌(しいか・しか)

 どちらの読み方も辞書に載っている。

舌鼓(したつづみ・したづつみ)

伝統的な読み方は「したつづみ」

 NHKなどの放送局は慣用的な読みの「したづつみ」も認めていて、「したづつみ」の読みを記載する辞書も多い。

出生率(しゅっしょうりつ・しゅっせいりつ)

 どちらも辞書に載っていて、医学・法律用語では「しゅっせいりつ」と読むことがある。

【す】

出納(すいとう・しゅつのう)

・伝統的な読みは「すいとう」

 慣用読みの「しゅつのう」を記載する辞書も増えてきた。
 ただし出納長は「すいとうちょう」、出納簿は「すいとうぼ」と読まなければいけない。

【そ】

相殺(そうさい・そうさつ)

・伝統的な読みは「そうさい」

 「そうさつ」は慣用読みだが、多くの辞書に記載されるようになった。また、「そうさつ」には「殺しあう」という意味もある。

【た】

>殺陣(たて・さつじん)

殺陣(たて・さつじん)

 「たて」の読みが一般的だが、多くの辞書には「さつじん」の読みも記載されている。

【ち】

乳離れ(ちばなれ・ちちばなれ)

・伝統的な読みは「ちばなれ」

 放送文化研究所・放送用語班の行った調査では、新しい読み方の「ちちばなれ」を使う人が8割以上となった。
 多くの辞書にも「ちちばなれ」の読みが載っている。

重複(ちょうふく・じゅうふく)

・伝統的な読みは「ちょうふく」

 慣用読みの「じゅうふく」も辞書に記載されるようになった。

【つ】

続柄(つづきがら・ぞくがら)

・伝統的な読みは「つづきがら」

 「ぞくがら」という読みも定着し、辞書に記載されるようになった。

【に】

肉汁(にくじゅう・にくじる)

・伝統的な読みは「にくじゅう」

 NHKの放送用語委員会では「にくじゅう」の読みを推奨しているが、「にくじる」の読みも認めている。また、2000年に行われた「ことばのゆれ調査」で、「にくじる」と読む人が7割を超えている事が分かった。

【ほ】

発足(ほっそく・はっそく)

○ほっそく ○はっそく

 「ほっそく」という読みが一般的だが、「はっそく」の読みも間違いではない。漢音・ハツと呉音・ホツの違い。

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