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「偽夏油」とは【目的や正体、加茂と九十九の関係を解説】

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※この記事には、「呪術廻戦」の最新話までと前日譚のネタバレが多分に含まれています。

 

 

呪術廻戦の強さランキングの記事も宜しくお願いします。

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偽夏油の概要

 



 

 「偽夏油(にせげとう)」は、前日譚で死亡した「夏油傑」の肉体を乗っ取っている呪詛師です。偽夏油が脹相の発言を肯定したため、過去に加茂憲倫の肉体を使っていた事が確定し、他の複数の肉体を転々としていることが判明しています。

 最大の障害である五条悟を封印するため特級呪霊達と手を組んで暗躍していましたが、虎杖達を前にこれまで謎だった目的を語り始めました。

 作中での虎杖達と呪霊達との戦闘の多くには、偽夏油が何かしらの形で関わっています。

 

 彼の術式は「自分の脳を他人の肉体に移植して、他人の肉体を転々と出来る」というもので、移植先の肉体の術式も使えます。

 偽夏油は「呪霊操術(じゅれいそうじゅつ)」の入手と獄門疆(ごくもんきょう)で五条悟を封印するために、夏油傑の遺体を手に入れ脳を移植しました。その封印の条件は「対象を有効範囲内に、脳内時間で1分の間留める」であり、五条の親友だった夏油の肉体で話しかけた結果、共に過ごした3年間の記憶を思いださせ封印に成功しています。

 

 五条が家入硝子に遺体の処理をさせなかったため、夏油の体を容易に入手できたといいます。

 また、夏油は死亡前に右腕を失っていましたが、偽夏油として初めて登場した際には右腕は再生していました。

 

 偽夏油は、五条に「封印はその内解くさ」「100年…いや1000年後かな」「君強すぎるんだよ」「私の目的に邪魔なの」「新しい世界でまた会おう」と言っており、新しい世界を作るために100年から1000年ほどかかるような遠大な計画を進めているようです。

 

 


 

 

「偽夏油」の術式

 

「脳を入れ替え、他人の肉体を転々と出来る術式」

 

 偽夏油の術式は上述した通り、「自分の脳を他人の肉体に移植して、他人の肉体を転々と出来る」というもので、移植先の肉体の術式も使えます。

 それに、移植した肉体の記憶をも知ることができるため、夏油傑と加茂憲倫が生前に知っていた情報はほぼ把握しています。

 

 一度入れ替わってしまえば、五条の「六眼」でも偽物と見分けることは不可能です。

 ただし、夏油の肉体は五条の呼び掛けに反応して自分の首を絞めていますから、あの反応がかなりのレアケースだったとはいえ、肉体を完全にコントロールできる訳でもないようです。

 

「呪霊操術(じゅれいそうじゅつ)」

 



 

 「呪霊操術」は、降伏した呪霊を体内に取り込んで意のままに操ることが出来る術式で、現在偽夏油が自由に使える状態にあります。

 2階級以上の差がある呪霊は無条件で取り込むことができ、夏油は特級術師でしたから準一級までがこの条件に当てはまります。

 呪霊を取り込める限界量は不明ですが、夏油は百鬼夜行の直前に6500体程度の呪霊を取り込んでいました。

 主従関係のない呪霊だけでなく、主従関係にある呪霊も術師との契約を断ってしまえば取り込めます。

 

 133話で偽夏油が虎杖に対してやったように、手持ちの呪霊が増えれば増えるほど畳み掛けることが可能で、すぐに入れ換えて分析させず一方的に攻撃し続ける事ができます。

 また、相当手強い特級呪霊「真人」も手に入れました。 

 それら手持ちの呪霊を一つにしてぶつける極ノ番「うずまき」は非常に高い威力を持ち、準一級以上の呪霊から術式の抽出をすることが出来ると偽夏油は言っています。134話では三輪に「無為転変の術式を抽出した、真人のうずまき」を放っていました。術式を抽出されると消滅するかどうかは確定していません。ただ、抽出できるという発言が正しいのなら、夏油は「無為転変」など複数の術式が使えることになります。

 

 偽夏油が手に入れた「呪霊操術」や「無為転変」が、彼の目的達成に必須かどうかは不明ですが、どんな世界を作りたいにしろこの2つの術式は大いに役立つでしょうね。元々真人を取り込む気でいたようですし。

 

 

「偽夏油」の強さ

 

 特級呪霊「真人」や準一級以上の呪霊を複数所持している偽夏油は、相手が分析し切る前に次々と畳み掛けることができます。特に真人は強力で、1級術師でも数度も食らえば詰みの「無為転変」を領域展開で必ず当ててきますし、本体の変形・改造人間による攻撃も脅威で、真人にダメージを与えられる術師はごく少数です。正直、真人を出すだけで大抵の相手には勝てるでしょう。

 

 ただし、呪霊操術で使役する呪霊は「操作されていない状態ならできた柔軟な対応や搦め手が、偽夏油の操作では上手く出来ない」という事もあるかもしれません。実際のところは、今後の描写次第ですが。

 それに真人は134話でうずまきにされてしまったので、消滅している可能性もあります。

 

 夏油が完全顕現した里香にも勝てると踏んでいた極ノ番「うずまき」は規格外の威力であるはずです(ただし当時乙骨は里香を扱いこなせてはおらず、材料にする呪霊の質や量によって威力が変わる)。

 偽夏油は、加茂の弓・三輪の抜刀・真依の狙撃の連続攻撃を余裕でさばいていますから、近接戦闘能力と反射神経も結構高いです。

 

偽夏油が無為転変を完全に扱いこなせる場合

 

 偽夏油が抽出した無為転変を完全に扱いこなせるのなら、魂の輪郭を知覚出来なければダメージを与えられません。魂の知覚が出来ない呪霊・術師が勝つには呪力切れを狙うか、五条の「無量空処」のようなハメ技を使うしかないです。魔虚羅や漏瑚はできないでしょうから、この場合は勝てる見込みは少ないと思います。

 

 偽夏油は近接格闘能力もそこそこ高いようなので、真人を操るより無為転変を抽出して使う方がメリットが多かったのでしょうね。現状、虎杖・宿儺・釘崎しかダメージを与えられず、無量空処というインチキ技が使える五条は封印されていますし。

 まぁ、真人もすぐに術式を使いこなせた訳ではないですし、現段階では精度の高い魂の変化は出来ないのかもしれませんが。

 

偽夏油が無為転変を完全に扱いこなせない場合

 

 呪霊と人間では身体構造などが大きく違いますから、真人と同じことはできないかもしれません。偽夏油に真人並みに魂を操る技術があるかは不明であり、術式を抽出していても領域展開まで到達できるか疑問です。

 また、仮にうずまきにした後でも真人が消滅していないとしても、五条と宿儺には領域の押し合いで負けてしまうでしょう。

 

 偽夏油が完全に無為転変を扱いきれず通常の攻撃で負傷するのなら、漏瑚には敗北しする可能性があります。漏瑚に勝つには高火力の攻撃や領域の必中効果を使わせる前に、速攻で方を付ける必要があります。漏瑚はかなりの高スピードで動けるので
これは相当高い難度ですけれど。真人が漏瑚との領域展開の押し合いで負けてしまうのならそのまま敗北し、反対に漏瑚が領域を制した場合は先に偽夏油を狙うと思います。

 

 魔虚羅も無為転変で一発即死はないでしょうから、真人が使えても耐性をつけられる可能性が高いですし、耐性をつけた後でも無為転変を何度も当てれば殺せるかもしれませんが、その間ずっと偽夏油が無事かは分かりません(一方で、無為転変によるダメージは通常の負傷ではないため回復できるかも分からない)。魔虚羅は、漏瑚を圧倒した宿儺(指15本)と遜色のない膂力をを持っていますから、漏瑚に勝つよりも更にハードルが高いです。

 真人が使えず無為転変を完全に扱えないのなら、魔虚羅と戦っても偽夏油の勝ち目はかなり薄そうです。

 

 現在確定している情報だけで判断すると、偽夏油が無為転変を完全に扱え通常攻撃が効かない場合は「五条・指20本宿儺>偽夏油>魔虚羅>漏瑚」で、偽夏油が無為転変を完全に扱えず通常攻撃が効く場合は「五条・指20本宿儺>魔虚羅>漏瑚>偽夏油」に思えます。

 

 


 

 

「偽夏油」の正体と目的

 

 偽夏油は「よく言うよ」「呪霊の分際で」と言いながら呪霊を見下しているので、呪師である可能性が高いです。非術師を皆殺しにしようとしていた夏油にも協力しませんでしたから、非術師をただ淘汰しようとしている訳でもないようですね。

 ここからは、彼の正体について考察していこうと思います。

 

正体は加茂憲倫の肉体を乗っ取り、それ以外にも乗っ取りを繰り返していた人物

 



 

 134話で、偽夏油の正体が「加茂憲倫」の肉体を乗っ取り、それ以外にも乗っ取りを繰り返していた人物と確定していました。

 冥冥に対して「やるじゃないか、最近の術師にしては」と、昔の人間であると匂わせる事を言っています。脹相には「加茂憲倫も数ある名の一つにすぎない」と言っており裏梅と共闘しているので、宿儺が封印される前から存在していた可能性もあります(利害の一致から協力しているだけかもしれませんが)。

 

 また、133話では虎杖に「我ながら流石と言うべきか」「宿儺の器タフだね」と、自分のおかげと取れるような発言をし、脹相も「虎杖を!! 弟を!!」「殺させようとしたな!!」と言っています。

 上記発言から推察するに、虎杖は10番目の「呪胎九相図(実際には呪胎十相図になる)」で、宿儺の器として偽夏油=加茂憲倫に作られたのではないしょうか。そうだとすれば、人間の女性と呪霊との間に子供を作ったという「呪胎九相図」は、宿儺の器を作る過程で生まれた呪物と推測できます。

 真人に高専から 「呪胎九相図」を奪わせていたのも関連を感じさせますね。

 

 虎杖の出自や過去、異常に高い身体能力に関しては不明な点が多く、特に宿儺の器である理由は全く説明されてこなかったので、それらとも整合します。

 虎杖の中学生時代の同級生が登場していますが、彼女の記憶が「存在しない記憶」として植え付けられたものなのか、虎杖が普通の人間として生活してきたのかは分かりません。「父ちゃんの顔はうっすら覚えてる」らしいですから、明治の頃に既に意識があった可能性もあります。

 





 

 脹相は、虎杖と呪胎九相図の呪物達が仲良く過ごしている「存在しない記憶」を植え付けられており、彼は偽夏油と虎杖が初顔合わせするタイミングで2人に接触しています。ただ脹相にああいった形で「存在しない記憶」が植え付けられた理由については、よく分かりません。

 せっかく作った「宿儺の器」の完成品を、試作品の「呪胎九相図」に殺されないようにする措置だったとすれば納得できます。次男・三男は、虎杖を確実に殺せるところまで追い詰められなかったですし。

 でも、脹相は虎杖の内蔵を傷つけ致命傷を負わせていましたし、出会った時点で存在しない記憶を植え付ければ済む話ですよね。

 これについては、今のところ何とも言いようがないです。東堂と脹相の時のどちらも虎杖が問いかけに答え相手の攻撃で意識を失っていますから、「問いかけに答える」「相手の攻撃で意識を失う」が発動条件なのかもしれませんが。

 後、東堂に対しての「存在しない記憶」は彼がイカれていただけ、という事で十分納得できるでしょう(笑)。要は、ミスリードさせるための描写だった可能性があります。

 

 とにかく加茂憲倫=偽夏油には、夏油とも九十九とも違う目的があるはずです。

 例えば「呪胎九相図のような人と呪霊を組み合わせた呪物を、今の人間の位置にした世界を造る」とか、近い内に何かしらの説明があると思います。

 

 

九十九由基(つくもゆき)と偽夏油は無関係だった

 



 

 偽夏油は「加茂憲倫も数ある名の一つにすぎない」と言っているので、「加茂憲倫→九十九→夏油」の順で入れ替わっているのではないかとの疑惑がありましたが、135話で偽夏油の前に九十九由基が登場しています。これによって、偽夏油=九十九説は完全に崩れました

 

 

宿儺と偽夏油が旧知の間柄である可能性や、複数の登場人物の肉体を乗り換えている可能性

 

 裏梅は、「お久しうございます」と言っていましたから宿儺と旧知の間柄だったようです。その裏梅と偽夏油は組んでいたので、宿儺が暴れまわっていた時代から脳を入れ替えて転々としてきた可能性はないでしょうか。

 「やるじゃないか、最近の術師にしては」という発言とも合致しますし、「宿儺の動きがさ」「少し私のイメージとズレる」「宿儺にとっての地雷がいる」と正確に行動の意図を読んでもいます。

 

 宿儺が真人を見逃した時の表情も意味深な感じでした。古い知り合いである偽夏油が近くにいることが分かり、真人のポケモン化を察したため殺さなかったと考えることもできます。偽夏油は裏梅と組んでいますし。

 ただし、偽夏油にとって宿儺を五条にぶつけるのはサブプランであり、虎杖を殺害しようとする呪霊達を止めようとはしなかったので、大して慕ってはいない事になりますけど。

 

 まぁ、旧知の間柄でなくてもポケモン化を察することは出来るので、宿儺の行動を予測できたのも裏梅経由や過去の記録で得た情報が正確だったからかもしれませんが。

 



 

 本人が「肉体を転々としている」と言っているので、複数の登場人物の体を乗り替えている可能性もありますね。

 

 

 



 

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