「見える化」の意味【可視化との違い・例文・由来・使い方】

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見える化」「可視化」の意味

 

見える化」の意味

○ 隠れた情報を否応なしに見える状態にし、改善を促すこと。

「可視化」の意味

○ 隠れた情報を見えるようにし、見たい意思がある人が確認できる状態にすること。

 

 「可視化」の意味は、「隠れた情報を見えるようにし、見たい意思がある人が確認できる状態にすること」です。「可視化」することで、企業や組織の売り上げ・社員の能力・戦略などの隠れた情報が、数値・映像・表などに具体化して見えるようになります。

 

 見える化」も「隠れた情報を見えるようにする」点は共通していますが、「いつでも否応なしに見える状態にする」点が違います。
 数値や表に可視化しただけでは、見たいという意思がある人だけにしか情報が届きません。見える化」の場合は、見たいという意思がない人にも自然と目に飛び込んでくる状態にし、現場にいる全員が情報を共有することで作業の効率化や問題の解決などの改善を促すのです。

 

 現在では様々な企業・組織が「見える化」という言葉を使っており、「可視化」との意味の区別をせずに使っているケースが多く見られますし、情報公開を「見える化」と呼ぶこともあります。
 業種や組織によって微妙に使い方が異なるので、文脈からその違いを読み取って下さい。

 

 

見える化」「可視化」を使った例文

 

見える化」の例文

 

生産過程を見える化したことで、大幅な生産性向上を成し遂げた

業務の見える化を推し進めた結果、いい加減な工程管理が露になった

 

「可視化」の例文

 

顧客のニーズをデータに可視化したのはいい。だが業務改善としては、まだまだ不十分なだろ?

部下の業務を可視化したので、不必要な残業の排除や偏った作業配分の是正がしやすくなった。

 

 

見える化」の起源・由来

 

 「見える化」という表現はトヨタ自動車株式会社で発祥した言葉で、岡本渉氏の論文「生産保全活動の実態の見える化(1998)」で初めて登場しました。

 

 トヨタの生産ラインには「見える化」によって、「アンドン」と呼ばれる電光掲示板のランプが設置されています。このランプは処置中であることや異常が起きていることなどを表示し、色の種類によって作業員達がすぐさま状況を把握できるようになっているのです。
 現在このような管理方式はトヨタ自動車以外の様々な日本企業に導入され、生産活動以外の分野にも取り入られています。

 

 

まとめ

 

ポイント

見える化」の意味…隠れた情報を否応なしに見える状態にし、改善を促すこと。
「可視化」の意味…隠れた情報を見えるようにし、見たい意思がある人が確認できる状態にすること。

 

・「見える化」は、見たいという意思がない人にも自然と目に飛び込んでくる状態。
・「可視化」は、見たいという意思がある人だけにしか情報が届かない状態。

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