目次
「河童の川流れ」の読み・意味・使い方・例文・語源・由来
「河童の川流れ」の読み
読み
■河童の川流れ(かっぱのかわながれ)
「河童の川流れ」の意味
意味
■その道の達人でも、時には失敗することがある。
「河童の川流れ」の使い方・例文
この語は、上記の意味「その道の達人でも、時には失敗することがある」ことを表す場合に使いますし、「達人でも時には失敗するのだから気をつけて」という意味での注意喚起としても使います。
例文
■守護神とまで言われているピッチャーが相手打線の餌食とは、河童の川流れというやつだな。
■東大卒のクイズ王がつまらない凡ミスをし、赤い服を着た金髪の男に敗北した。相手も強かったが、まさに河童の川流れと言えるだろう。
■河童の川流れと言うように、自動車学校の教官でも事故を起こすことがある。くれぐれも注意して運転しなさい。
■リレーのオリンピック選手だって、河童の川流れでバトンミスをすることがります。次の体育祭では焦らずミスをしないようにしましょう。
「河童の川流れ」の由来・語源
「泳ぎが達者な河童でも、時には川で押し流されて溺れることがある」という話がもとになっており、上記の意味「その道の達人でも、時には失敗することがある」を例えています。
「河童の川流れ」の類義語
類義語
■弘法にも筆の誤り(こうぼうにもふでのあやまり)…その道の名人でも、時には失敗することがある。
■猿も木から落ちる(さるもきからおちる)…その道の名人でも、時には失敗することがある。
「河童の川流れ」の対義語
対義語
■愚者も千慮に一得あり(ぐしゃもせんりょにいっとくあり)…愚者でもまれに名案を思い付くことがある。愚者にも一得。千慮の一得。
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