「亀の甲より年の劫」とは【意味・由来・類語・例文】

言葉【か行】

「亀の甲より年の劫」の読み・意味・使い方・例文・語源・由来

「亀の甲より年の劫」の読み

読み

■ 亀の甲より年の劫(かめのこうよりとしのこう)

「劫」の字を簡略化して 「亀の甲より年の功」とも書きます。

「亀の甲より年の劫」の意味

意味

■ 年長者が積んできた経験は尊重すべきである。

「亀の甲より年の劫」の使い方・例文

「経験や知識を重ねた年長者の助言を素直に受け入れた方がいい」という意味合いで多く使われます。

また、単に年齢を重ねるという意味で使うのは誤用です。

例文

■ 亀の甲より年の劫というし、ご年配の方の豊富な経験から学ぶことは多い。

■ 自分で抱え込んでいるだけでは何も進展しなかったが、亀の甲より年の劫で上司に助言を求めたら直ぐに解決した。

■ それに引き替え、お爺さんの意見は核心をついています。流石、亀の甲より年の劫ですね。

■ 亀の甲より年の劫というが、結婚生活が40年を超えると夫婦喧嘩にならない振る舞いが身に付いたり、ほどほどのところで夫婦喧嘩を止められるようになるらしい。

「亀の甲より年の劫」の由来・語源

亀は万年もの寿命があると伝えられています。人の寿命は亀に及ばないにしても、年長者が積んだ貴重な知識や技術などの経験は尊ぶべきである、ということから出来た諺です。

「劫」は非常に長い時間を意味し、「甲」は甲羅を意味しています。「亀の甲」と「年の劫」で韻を踏んでいて、「甲」は語呂合わせで使われていると考えられています。

「亀の甲より年の劫」の類義語

類義語

■ 習うより慣れよ(ならうよりなれよ)…人から教えられるよりも、実際に経験を積んだ方が身に付く。

■ 一日の長(いちじつのちょう)…少し年上であること。経験・知識・技能などが若干優れていること。

■ 老いたる馬は路を忘れず(おいたるうまはみちをわすれず)…経験を重ねた者は、とるべき道を誤ることはない。

「亀の甲より年の劫」の対義語

対義語

■ 麒麟も老いぬれば駑馬に劣る(きりんもおいぬればどばにおとる)…優れた人物も老いれば凡人に劣るようになる。

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