目次
「犬も歩けば棒に当たる(いぬもあるけばぼうにあたる)」の読み・意味・使い方・例文・語源・由来
「犬も歩けば棒に当たる」の読み
読み
犬も歩けば棒に当たる(いぬもあるけばぼうにあたる)
「犬も歩けば棒に当たる」の意味
意味
何かをしようとすれば、思いがけない災難に遭う。何かをしようとすれば、思わぬ幸運に恵まれる。
「犬も歩けば棒に当たる」の使い方・例文
現在は、「何か行動を起こすと思わぬ幸福に恵まれる」という前向きな意味でよく使われます。「何か行動を起こすと思いがけない災難に遭う」と戒める意味ではあまり使われなくなりました。
例文:犬も歩けば棒に当たるという言葉もあるので、片っ端から会社の面接を受けてみたら内定をもらえた。
例文:犬も歩けば棒に当たるというし、副業でも始めたら案外上手くいくかもしれないな。
例文:転職していったGは新しい上司と反りが合わないらしく、ウチに戻りたいと嘆いていたよ。犬も歩けば棒に当たるとはこの事だね。
例文:犬も歩けば棒に当たるというように、余計な事はしない方がいいんだ。
「犬も歩けば棒に当たる」の由来・語源
「犬も歩けば棒に当たる」は「江戸いろはかるた」に由来のある言葉で、一首目に採用されています。
「棒に当たる」は、「棒で殴られること」を意味しています。昔は多くの野良犬が町の中をうろついており、追い払おうとする人間に棒で叩かれていました。このことから、「出しゃばると思わぬ不幸な目に遭う」と戒める意味で用いられていました。
「当たる」という字から運の良い印象を受けるからか、現代では「何かをしようとすれば、思わぬ幸運に恵まれる」という意味でも用いられています。
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