目次
「命あっての物種(いのちあってのものだね)」の読み・意味・使い方・例文・語源・由来
「命あっての物種」の読み
読み
■命あっての物種(いのちあってのものだね)
「命あっての物種」の意味
意味
■何事も命があって出来る。死んでは何もならない。
「命あっての物種」の使い方・例文
危険な事をしようとしている人に「そんなことはしないで命を大切にしなさい」と戒めたり、無理をしている人に「どんな時でも命を大切にしなさい」と諭したりする場合に多く使われます。
「命あっての物種、畑あっての芋種」と語呂を合わせて使われることもあります。
「物種」の「種」をひらがなで「物だね」と表記するのは問題ありませんが、「物+だ(助動詞)+ね(間投助詞」の意味で使うのは誤用です。
例文
■最近は飲み過ぎているから、そろそろ控えた方がいいかもしれん。命あっての物種だからな。
■昨年、事故に遭って九死に一生を得た時には、本当に命あっての物種なんだなと実感した。
■命あっての物種。凍結路でスリップしないように、スタッドレスタイヤに交換しましょう。
■命あっての物種というし、人間ドックを受けてみたら?
「命あっての物種」の類義語
類義語
■死んで花実が咲くものか(しんではなみがさくものか)…死んでしまったら全ておしまいだ。
■命は法の宝(いのちはほうのたから)…素晴らしい仏法を聞くことができるのは、命があるからだ。
「命あっての物種」の対義語
対義語
■虎穴に入らずんば虎児を得ず(こけつにいらずんばこじをえず)…大変な危険を冒さなければ、大きな成功を得ることはできない。
「命あっての物種」の由来・語源
「物種」は、「物事の元となるもの。物事の根元」という意味の言葉です。それが由来となり「何事も命があって出来る。死んでは何もならない」という意味で使われるようになりました。
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