「荒い」と「粗い」の意味の違い・使い分け

「荒い(あらい)」と「粗い(あらい)」の意味・例文・違い・対義語

「荒い」の意味

1.動きや勢いが激しい。

例文「走ってきたので息が荒い」「強風で荒れた天気になるでしょう」

2.性格や態度が乱暴。

例文「彼は言葉遣いが荒い」「気性が荒い人」

3.度をこしている。

例文「人使いが荒い」「お金の使い方が荒い」

4.荒れ果てている。

例文「荒れた岩場」「荒れた様子の廃墟」

※1~3は「人や物の動き」、4の意味は「荒れ果てている状態」に対して使う。 

「粗い」の意味

1.隙間がある。細やかではない。粒が大きい。

例文「目が粗いザル」「画像が粗くてよく分からない」

2.なめらかではない。

例文「きめが粗い板」「手触りが粗い肌」

3.大雑把である。

例文「粗い見積もり」「粗い計算で大体の答えを出した」

※全ての意味は、「人や物の状態」に対して用いる。

 「荒い(あらい)」の1~3の意味は「人や物の動き」に対して使いますが、4の意味だけは「荒れ果てている状態」に使います。一方、「粗い(あらい)」の意味は全て人や物の状態」に対して使います。

 つまり「荒い」は「激しい動き・乱暴な動き・度をこした動き+荒れている状態」に用い、「粗い」は「細やかではない状態・なめらかではない状態・大雑把な状態に用いるという使い分けが可能なのです。

 

 「荒い」の対義語は「穏やか」、「粗い」の対義語は「細かい」なので、これ意識すると違いがより分かりやすくなるでしょう。

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