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「嘯く(うそぶく)」の誤用「嘘をつくという意味ではない」

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 「嘯く(うそぶく)」という言葉の意味を、簡潔にまとめてみました。

 

 

 

 

 

「嘯く(うそぶく)」の意味

 

○1.とぼけて知らんぷりをする。

○2.強がりを言う。大きい事を言う。

○3.ほえる。

○4.口笛を吹く。

○5.詩歌などを、小声で口ずさむ。

×嘘をついて回る。

 

 「嘘をついて回る」という意味だけで「嘯く(うそぶく)」を使うのは誤用です

 ですが、1と2の意味に当てはまる言動を取り、その時の発言内容に嘘が含まれている場合は正用となります。

 

 また、3・4・5の意味は殆ど使われなくなっており、2の意味は「豪語する」「法螺を吹く」と殆ど同じ意味です。
 「嘯く(うそぶく)」は「嘘を付く(うそをつく)」と読みが似ているので、二つの言葉を混同している人が多くいます。意味が異なるので、取り違えないように注意しましょう。
 それに、「嘘吹く」と書くのは間違いです。

 

「嘯く(うそぶく)」の例文

 

 

 

○クラスメイトに詰め寄られた彼女は、「そんな約束したっけ?」と嘯いた。

×彼女は平然とした顔で、デマを嘯いていった。

 

「嘯く(うそぶく)」の類義語・言い換え表現・英語

 

「嘯く」の類義語

・空とぼける
・しらばっくれる
・白を切る

×の意味を含んだ表現

・豪語する
・大言壮語
・法螺を吹く

英語

・pretend not to know(知らない振りをする・空とぼける)
・exaggerate(誇張する・大袈裟に言う)

 

「嘯く(うそぶく)」の語源・由来

 

 昔の人は、「嘯(うそ)」を「鳥を呼び寄せる時の口笛」、「嘯く(うそぶく)」を「口笛を吹く」という意味で使っていました。


 「口笛を吹く」が現在の意味に変化したのは、「とぼけている時に口笛を吹いていたため」という説や、「ウソ(鳥)に似せた声を出していた人がおかしく見えたため」という説があります。

 

 

まとめ

 

ポイント

・「嘯く」の本来の意味は、「とぼけて知らんぷりをする」「強がりを言う。大きい事を言う」

・「嘘をついて回る」の意味で使うのは誤用

 

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