「雪辱を果たす」の意味・誤用【例文・類語・使い方・間違いを解説】

言葉【さ行】

「雪辱を果たす(せつじょくをはたす」の意味・誤用・間違い

本来の言い方 ○ 雪辱を果たす(せつじょくをはたす)
誤った言い方 × 雪辱を晴らす(せつじょくをはらす)

□ 意味…恥を仕返すことで除き去ること。多くは、競技などで以前負けたことがある相手を破って、名誉の回復をなしとげる場合に使われる。 本来の言い方は「雪辱を果たす(せつじょくをはたす)」であり、「雪辱を晴らす(せつじょくをはらす)」という使い方は誤用とされています。 「雪辱」の意味は「恥を除き去る」ですから、これに「不快感などを取り除く」という意味の「晴らす」を付け足すと重複表現になってしまいます。

「雪辱」には、「成し遂げる」という意味の「果たす」を付けてください。 また、「晴らす」が付く正しい意味の慣用句は、「屈辱を晴らす」「恨みを晴らす」「疑いを晴らす」です。「雪辱を果たす」と混同しないようにしましょう。

令和元年に文化庁が実施した世論調査では、「雪辱を果たす」という本来の言い方を選んだ人が38.3%「雪辱を晴らす」を選んだ人が50.5%という結果がでました。

「雪辱を果たす」の例文・使い方

恥を受けた相手に仕返した場合に使うことが出来ます。多くはスポーツや選挙などの競い合いで、以前敗北した相手に勝った場合に使われます。

敗退した○○選手には悔しさをバネにして、次回のオリンピックで雪辱を果たしてもらいたい。
市議会議員選挙で○○氏が4年前の雪辱を果たした。
○○に一度も勝てなかった教科の試験で高得点を取り、長年の雪辱を果たした。
競合他社との差別化戦略が成功したため優位になり、ここ数年の雪辱を果たすことができた。

「雪辱を果たす」の類語

◻汚名返上…成果を挙げて、悪評を取り除く ◻名誉挽回…失った評価を取り戻す ◻仕返し…報復する

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