ことわざ「石にかじりついても」の意味・例文・類語・誤用を解説

言葉【あ行】

慣用句「石にかじりついても」の意味と誤用

本来の言い方

○石にかじりついても(いしにかじついても)

誤用とされている言い方

×石にしがみついても(いしにしがみついても)

□「石にかじりついても」の意味…どんな苦労をしても耐えて。

本来の言い方が「石に齧りついても(いしにかじりついても)」とされ、「石にしがみついても(いしにしがみついても)」という言い方は誤用とされています。

慣用句ですから「石にかじりついても」が本来の言い方なのは間違いありません。ですが、「かじりつく」と「しがみつく」はどちらとも、「しっかりと取り付いて離れまいとする」「ある物事に執着して離れまいとする」という共通した意味を持っています。

また、「石にしがみつく」「石に食いついても」の用例も80年以上前からあり、これらの言い方が誤用とは言えないとの見解もあります。

文化庁が行った世論調査(H20)では、伝統的な言い方である「石にかじりついても」と答えた割合が66.5%誤用とされる「石にしがみついてでも」と答えた割合が23.0%でした。

ことわざ「石にかじりついても」の例文

「どんな困難に直面しても達成したいことがある」ことを表現したい場合に使いましょう。

石にかじりついても業務改善をしなければならない。

今年は部活動が出来る最後の年なので、石にかじりついても優勝したい。

与党幹部は「石にかじりついても過半数獲得を達成します」と答えた。

野党幹部は「石にかじりついても政権交代を実現します」と答えた。

ことわざ「石にかじりついても」の類語

◻是が非でも(ぜがひでも)…何がなんでも

◻意地でも(いじでも)…無理にでも

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