「悪運が強い」の誤用【意味・類義語・例文・言い回し】

f:id:toshikoro:20190212222718j:plain

 

 

 

 

 

悪運が強い(あくうんがつよい)という言葉の意味

 

○正しい意味…悪事をしても、報いを受けずに栄えること。

×間違った意味…不運な出来事に遭っても、被害を受けない。運が良い。

 

 「悪運が強い」の意味を「不運な出来事に遭っても、被害を受けない」や、「運が良い」だと勘違いしている人もいますが、「悪事をしても、報いを受けずに栄えること」が正しい意味です。

 

 しかし最近は「単に運が良いこと」という意味で使う人が増えてきていて、この誤りとされてきた意味を正しいものとして記載する辞書が増えてきています。

 

 

 

 

「悪運が強い」の類義語・言い回し

 

 「憎まれっ子世にはばかる(人から憎まれるような人間に限って、世間で威勢をふるうの意)」が、「悪運が強い」の類義語にあたります。
 誤った意味「不運な出来事に遭っても、被害を受けない」を伝えたい場合には、「不幸中の幸い」を使うといいでしょう。

 

 「悪運」を使ったよくある言い回しに、「悪運が尽きる」があります。物語の中だと敗れた悪人などに対して使われる言葉ですね。「悪事をしても、報いを受けずに栄える運」がなくなってしまい報いが来るため、「悪運が尽きる」と言い表している訳です。

 

「悪運が強い」の例文

 

○正しい使い方の例

「課長は悪運が強いから、裏であれだけの事をしていても出世コースを外れないな…」

 

×間違った使い方の例

「大勢での喧嘩に巻き込まれたのに、一人だけ無傷だったんだって? あなたは悪運が強いなぁ!!」

 

 下の例の使い方だと、「あなたが凄い暴力を振るって、全員叩きのめしたんだろう」という皮肉になってしまいます。
 このように、使い方によっては相手に不快感を与えてしまう言葉なので、そうならないように気をつけましょう。

 

まとめ

 

ポイント

・本来の意味は、「悪事をしても、報いを受けずに栄えること」

・「不運な出来事に遭っても、被害を受けない」という意味で使うのは誤用

・使い方によっては相手を悪人扱いしてると勘違いされてしまうので、言葉を選んで誤解されないように注意する。

 

www.toshikoro.com

www.toshikoro.com

 

 

 

プライバシーポリシー